「ANAの新航空会社」ついに全貌明らかに 社名は”Air Japan” LCCと老舗の「いいとこ取り」

機体デザインやサービスはどうなる?

 ブランドロゴは「AirJapan」の「r」と「J」の部分をモチーフに、手と手が織り成すやさしさをイメージしたといいます。カラーリングは日本の伝統色「藍色」と「曙色」の組み合わせたもので、藍色は、日本の伝統工芸の1つである藍染の“丁寧な技法”を表現。曙色は、日本の四季の中から、春の「日の出」の色を選定し、”心地よい暖かさ”を表現したとのことです。ロゴデザインは、機体の尾翼にあしらわれます。

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AirJapanの峯口秀喜社長(2022年3月8日、乗りものニュース編集部撮影)。

 新「AirJapan」は「日本らしい発想と品質でフルサービスでもLCCでもない、双方の良いところを組み合わせながら全く新しい空の旅を創り出すことを目指す」(ANA)とのこと。各種のオプションサービスを選択性とし、LCCのような手頃な運賃を設定する一方で、「今までにない快適さ」の言葉の通り、中距離国際線の移動においても快適に過ごせる機内空間を提供するとアピールします。

「中距離LCCとして打ち出したものの、新ブランドは厳密にはLCCではありません。LCCとフルサービス両方の良いところをあわせた新しいビジネスモデルです。新ブランドの安全基準はANAは全く同じです。また、新ブランド『AirJapan』と既存のANAブランドの『エアージャパン』は併存し、客室乗務員はサービスや制服の異なる両ブランドの便を担当する新しい試みを実施します」(AirJapan峯口秀喜社長)

 この新LCC「AirJapan」は、2023年下期を目処に就航する予定です。

【了】

【写真】イケてる!? ANA系「AirJapan」機体デザインの全貌などをサッと見る(24枚)

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