西九州新幹線の拠点「大村車両基地」完成 やや小規模もポテンシャル高? N700S「かもめ」も歓迎

「最初の住人」もお出迎え

 この仕交検庫へ、納入された最初の車両1編成が留置されていました。西九州新幹線の車両「かもめ」は、東海道・山陽新幹線で走っているN700S系新幹線を、西九州新幹線用に6両編成に組み換え、紅白のカラーリングやからし色のシートをはじめとするオリジナル内外装に改造したものです。

 ピカピカのN700S系「かもめ」は、ヘッドライトとテールライトを点灯し、「かもめ101 長崎」「自由席」といったLED表示器を光らせ、約半年後のデビューを待ち遠しげな雰囲気でした。

 この車両基地でもうひとつ特筆すべきことは、隣接する在来線のJR大村線に新駅「大村車両基地駅」が開設されることです。駅名が「車両基地」を冠するのは異例のことですが、新幹線を親しみやすい存在にするよう、付近に車両基地を観察できる公園施設を設ける計画もあります。

 大村市の園田裕史市長は記念式典の挨拶で「長崎空港に長崎自動車道のIC、そして今回、新幹線が開業して、高速交通の『3種の神器』を大村市は兼ね備えることになります」と嬉しさをあらわに。西九州新幹線唯一の車両基地を、市の新たな観光スポットとして、また市民に愛される施設としていきたいと意気込みを語っていました。

【了】

【画像】公開された車両基地、最初の1編成「かもめ」の姿、車内の様子

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