麺が赤い!? 全国駅そば厳選「とりあえずこの一杯」 ド定番から“映え”の新名物まで

全国の駅そば・駅うどんで、「せっかく来たんだから、これ頼まなきゃ!」なメニューを紹介します。麺が見えないほど鶏肉が巨大なそばや、そばとラーメンのボーダーレスのような人気メニューもあります。

敵も味方も食べる? 「赤い駅うどん」

 全国の駅そば・駅うどんで、「せっかく来たんだから、これ頼まなきゃ!」なメニューを紹介します。定番、名物、変わり種など様々です。

●ダシを泳げと 麺もまた赤く染まる?「がんばれカープ赤うどん」
・JR山陽本線ほか 広島駅「驛麺家」

 この数年で急速に進んだ駅の改装工事でガラリと変わった広島駅ですが、駅そば「驛麺家」の味は変わりません。新しい在来線コンコースに移転したことで大幅にスペースが拡大し、昔よりゆったり食べられるようにもなりました。

 この店の名物メニュー「がんばれカープ赤うどん」はその名の通り、「広島カープ」のチームカラーをイメージした真っ赤な麺が特徴です。実はこの麺は、その鮮烈な赤色にもかかわらず食紅を全く使っていないそうで、天然素材の紅麹を練りんだものなのだとか。

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「がんばれカープ赤うどん」は麺に紅麹を練り込んでいる(宮武和多哉撮影)。

 丼の上にはさらに、まるでスコアボードのようにそそり立つ天ぷらと、ホームベースを見立てたかのような半切りのゆで卵、球場の天然芝を思わせる緑の小口ネギ。よく見るとかまぼこにも「C」マークが燦然と輝いています。丼の中に広がっているのは、「赤く燃え上がる 夢見た世界」(田中広輔選手の応援歌)とは過言かもしれませんが、練り込まれた麹のおかげか、モチモチとした食感の麺にすっきりしたダシがよく絡みます

 広島カープの本拠地「MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島」は広島駅から徒歩数分の距離にあるため、試合前には「赤うどん」を景気づけに掻き込むカープファンや、「カープを丸呑みに」とばかりに勢いよく掻き込む他球団のファンでごった返すのだとか。

【入口どこ!? 想像以上に狭い塩尻駅のそば店 画像で見る】

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コメント

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2件のコメント

  1. 伊豆箱根鉄道の駅名
    「修禅寺駅」ではなく「修善寺駅」

    • ご指摘ありがとうございます。修正いたしました。