麺が赤い!? 全国駅そば厳選「とりあえずこの一杯」 ド定番から“映え”の新名物まで

狙った?「映えまくりそば」新メニュー

●肉の面積の広さ、信濃国の如し!「山賊そば」 
・JR中央本線ほか 塩尻駅「そば処桔梗」

 JR中央本線と篠ノ井線が分かれる塩尻駅は、改札の内外にそば屋があり、それ以外の喫茶店などでもそばの取扱店があるという、ちょっとした激戦区です。その中で改札内のそば店「桔梗」は、中信地方(長野県中部)の郷土料理として知られる「山賊焼き」(味付けした鳥ももの一枚肉に片栗粉をつけてサッと揚げたもの)を活かした新商品を、2020年8月から販売しています。

Large 220325 ekisoba 02

拡大画像

塩尻駅の山賊そば(宮武和多哉撮影)。

「山賊そば」の上に乗っているのは、山賊焼きとネギのみですが、カリッと揚がった山賊焼きが丼を覆い尽くして麺が見えません。鶏肉のボリュームで知られるJR常磐線 我孫子駅「弥生軒」の唐揚げそばと比較すると、肉厚はスリムであるものの、肉の面積で言えば我孫子駅を上回っていると思われます。なお山賊焼きをハーフにすると価格が100円安くなりますが、そのハーフですら山賊焼きが丼の半分以上を占めています。

 その山賊焼きは大きいだけでなく、しっかりと筋を切り肉厚な部分を薄く広げるなど、お箸で持ち上げて観察すると丁寧な仕事がうかがえます。だしに浸された山賊焼きからは、じんわりと鶏肉の旨みが広がり、シンプルなその一杯は食べ進めても飽きません。

【入口どこ!? 想像以上に狭い塩尻駅のそば店 画像で見る】

最新記事

コメント

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。

2件のコメント

  1. 伊豆箱根鉄道の駅名
    「修禅寺駅」ではなく「修善寺駅」

    • ご指摘ありがとうございます。修正いたしました。