近鉄が運賃値上げへ 27年ぶり 初乗り160→180円 「経営努力では困難」

通学・通勤定期も値上げします。

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近鉄2410系電車(画像:写真AC)。

 近畿日本鉄道は、翌2023年4月1日より普通運賃および定期運賃(通勤・通学)を改定すべく、国土交通大臣に対し鉄軌道旅客運賃の改定を申請しました。

 改定率は平均17.0%。内訳は、通勤定期18.3%、通学定期9.2%です。なお特急料金(特別車両料金・個室料金含む)と鋼索線運賃は据え置きます。これにより、初乗り(大人)は現行の160円から180円へ値上げとなります。

 近鉄が運賃を改定するのは、消費税率引き上げに伴う改定を除き1995(平成7)年9月以来、約27年ぶり。新型コロナウイルス感染症の流行により、鉄道利用が大きく減少しているほか、テレワークなどの普及により、経営努力のみでは減収を補うのは困難とのことです。

 加えて鉄道事業は、設備や車両のメンテナンス、防災対策、安全対策が欠かせません。これらは運賃収入が減少していても、継続的に行う必要があります。近鉄は、2023年度から2025年度までの3年間で、約860億円の設備投資を計画。車内防犯対策の強化、可動式ホーム柵の設置など、快適な利用環境のさらなる整備を推進するとしています。

 近鉄は「運賃改定により、将来にわたり公共交通としての使命を果たしていく所存です。どうかご理解賜りますようお願い申し上げます」としています。

【了】

【名阪間はいくらに?】改定後の運賃 全区間対照表

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1件のコメント

  1. 値上げ支持します!
    今まで企業努力に甘えすぎていたツケをきちんと利用者に思い知らせてやりましょう!