初公開! ANA「整備訓練機ツアー」を取材 通常の格納庫見学より大幅パワーアップ 貴重な737-500

「整備訓練機ツアー」ならではのレア体験の数々

 前半の航空教室では、CAによるコーナーが大きな目玉のひとつとなりました。救命胴衣が用意されており、実際にこれを膨らませる体験ができました。

 後半の機内見学は客室・機外の見学はもちろんのこと、CAのアナウンス体験や、旅客機を牽引するトーイングカーの車内に入る体験なども用意されていました。ツアー代金は2名でまた、エンジンカバーの内側、客室下の貨物室のなかを見ることもできるなど、参加料金は1組2名で3万5000円となっていますが、そのぶん通常の航空機見学ツアーと比較しても、見られる範囲や体験できる内容が多いツアーとなっていました。

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ANA航空教室 in 羽田空港の様子(2022年5月14日、乗りものニュース編集部撮影)。

 このツアーは、737-500の乗務を担当していたANAウイングスのパイロットやCAなどから400件程度集まったアイデアをベースに、ほぼ一年かけ実現まで至ったそう。「『なかなか飛行機に乗って出かけられないなかできること』と思い考えました。実際の飛行機だと調整が必要だですが、整備訓練専用機であればそれもなく、機材の有効活用もできることが決め手となりました」と担当者はツアー実現のきっかけを話します。

 担当者は「社員ボランティアの人員ぐりなどを工夫していきながら、今後がはシリーズ化ができれば」としています。

【了】

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