40年もなぜ使われる? もう1つの米大統領専用機VH-3D「マリーンワン」来日は最後か

VH-3Dだけじゃない、もう1つの大統領専用ヘリ

 バイデン大統領は今回、横田基地と港区六本木にある在日米陸軍施設「赤坂プレスセンター」との間を「マリーンワン」で往復しました。

 要人輸送を担う第1海兵ヘリコプター飛行隊では、大統領や副大統領、閣僚などの移動で使用する機体として、SH-3哨戒ヘリをベースにしたVH-3D(14人乗り)と、汎用ヘリUH-60「ブラックホーク」をベースにしたVH-60N「ホワイトホーク」(11人乗り)の2機種を運用しています。

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VH-3Dとともに「マリーンワン」として用いられることの多い大統領専用ヘリVH-60N「ホワイトホーク」(画像:ホワイトハウス)。

 これらを「マリーンワン」として運用する際は、常に同一機種で編隊を組んで飛行します。2022年5月22日のバイデン大統領の来日では、横田基地で大勢の来場者が見守るなか、2機の「マリーンワン」が同時に飛び立ちました。

 ちなみに2機セットというイメージが強いですが、多い時には5機編隊で運用されることもあるそうです。離陸後は大統領がどの機体に乗っているかわからなくするため、定期的に隊列を変えて目的地へと飛行します。

【横田基地にキター!!】大統領専用機「エアフォースワン」と並ぶ「マリーンワン」ほか

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