ガンダムの対抗馬はコア・ブースター? 技術伸ばした“試作競争” 連邦 ジオン そして旧日本軍

人気アニメ『機動戦士ガンダム』では、さまざまな試作兵器が登場します。しかし、それは現実の歴史でもあったこと。使用目的が同じ兵器の開発を複数のメーカーで競わせることで、兵器の発展を促していました。

「ガンダム」の競争試作となった兵器って!?

 一方、地球連邦軍はどうでしょうか。「ゲルググ」と「ギャン」のような競争試作をしたという設定こそ見られないものの、軍隊である以上、少しでも優れた兵器を得ようとしていたはずであり、そうした動きはあったと考えられます。

 よって、筆者(安藤昌季:乗りものライター)は、地球連邦軍のMS「ガンダム」と、宇宙戦闘機「コア・ブースター」は競争試作に近い間柄なのではないかと考察します。

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未知の新兵器を開発する際は、一見すると保守的にも思える実績豊富な従来型兵器を、保険も兼ねて開発させることも(イラスト:オウジケイスケ)。

 地球連邦軍はMS開発プロジェクト「V作戦」において、「ガンダム」などを生み出しながらも、それが必ずしも兵器として成功するとは考えていなかったのではないでしょうか。

 本編とはパラレルワールドの作品ですが、アニメ『機動戦士ガンダム THE ORIGIN」の劇中において、地球連邦軍の試作MS「ガンキャノン」最初期型が、ジオンのMS「ザクI」や「ブグ」に敗北する場面が描かれています。こうした実例があるなら、戦訓を鑑みて、頼りない自軍MSよりも、実績のある宇宙戦闘機を重視すべきという声があがったとしても無理なからぬところでしょう。また「ORIGIN」をパラレルとしても、実績のないMSを重視すべきではないという意見が発生するのは、容易に想像できます。

 つまり、「コア・ブースター」は前出のMS開発プロジェクト「V作戦」が失敗した場合、そのバックアップとなる主力機として開発されたと、筆者には思えます。

 劇中設定では、「ガンダム」と「コア・ブースター」は同じ「コア・ブロックシステム」をコクピットとし、ミノフスキー型核融合炉を搭載してビーム兵器の運用を可能とした機体です。しかも両者は、開発・登場時期ともに極めて近いため、無関係とは考えにくいです。

 実際、「コア・ブースター」は高性能で、ジオン軍のMSをたびたび撃墜しています。ガンダムのように白兵戦こそできないものの、ビーム砲は2門を搭載しています。この数は、ビームライフルを1丁しか携行できない「ガンダム」と比較した場合、倍の門数と言えます。

【写真】同じ名前でも違う機体 2種類の「九七式艦上攻撃機」ほか

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コメント

3件のコメント

  1. なお後の設定ではゴップはMS推進派のレビルの方針を受けて、MS開発の「V計画」の予算をもぎ取って推進させているけどな。

  2. なおギャンとゲルググのコンペ設定は後付け、そもそもギャンはマ・クベ専用機だと本編で言及されている…

  3. モテなさそう( ^ω^ )

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