「宮島訪問税」徴収へ 翌23年10月から 船舶代に上乗せ、おいくら?
島民などは免税されます。
宮島の観光に資する政策に活用
広島県廿日市市が翌2023年10月1日(日)より、宮島訪問税の徴収を開始します。これは、世界文化遺産 厳島神社を擁する宮島を訪問する際にかかる税金です。
宮島訪問税は、宮島区域の住人やそこへの通勤者などを除く訪問者にかけられ、1人1回100円です。旅客船舶の運賃に上乗せする形で徴収します。なお、1年分を一括で納付する場合は、訪問者1人1年ごとに500円です。
廿日市市は税の導入について「世界遺産宮島の自然や歴史を保全・継承し、今後の持続的な観光地づくりに必要かつ重要な財源であるため、現在の社会経済情勢などを総合的に鑑み」たとしています。
税は主に宮島の観光に資する政策に活用され、例えばトイレの維持管理や旅客ターミナルの改修、デジタル技術を活用した情報提供などが挙げられます。
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