まるで"環6.5"「鮫洲大山線」どこまでできた? 東京の南北軸「中野通り」の最終形態とは
「中野通り」から北へは?
新青梅街道から北は、中野通りの現道へまっすぐ抜ける部分が事業中。そこから大山の川越街道まで、道路自体はすでにつながっており、現在は拡幅工事が順次進められています。
道路が途切れているのはそこからで、大山駅前のアーケード商店街「ハッピーロード」を突き抜け、東武東上線をまたぐ部分が、現在事業中となっています。
東上線の踏切を越えて健康長寿医療センターからは、再び広い幅員の道路が延びます。そのまま国道17号の仲宿交差点に到達し、ここが「補助26号線」の終点となります。
「中野通り」から南へは?
井の頭通りから南側は、「東北沢工区」として、三角橋交差点までの生活道路を拡幅中。用地取得はあらかた完了し、都の資料では2025年度末の完了めどとなっています。
そこから南側は「代沢工区」として、淡島通りまでが新規道路区間となります。東京大学 先端科学技術センターの西側を通過し、京王井の頭線の池ノ上駅の東側を抜けるルートで、2019年に事業着手しています。
淡島通りから三宿の住宅地内は「三宿工区」として整備が進み、いよいよ2022年10月27日に開通を迎えます。丘陵部から一気に下り、そこからは国道246号を経て、「三宿通り」となり、東急東横線・学芸大学駅北側の駒沢通りまでが、開通済みです。
そこからは生活道路しかなく、駒沢通りと目黒通り(目黒郵便局)を直結する「目黒中央町工区」が事業中です。すでに道路の形がかなり見えてきている段階で、事業期間は2025年度までとされています。
目黒郵便局前からは全て開通済み。武蔵小山、戸越、大井町、青物横丁を越えて、首都高湾岸線・中環大井南の手前の八潮橋に到達し、ここが「補助26号線」の起点となります。
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全線にわたってすでに事業がスタート済みになっている補助26号線。2車線道路ではあるものの、ひとまず全通すれば、環6・環7の「抜け道」として南北軸をサポートする存在になると期待されています。
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