超達筆! エアバスの新型旅客機、試験飛行で「航路で文字を描く」… 唯一無二の性能アピール?
フライト時間も凄いな…。
約8700kmの航続距離が特徴
ヨーロッパの航空メーカー、エアバスが2024年就航へむけ開発を進めている「A321XLR」。2022年12月に同型機が飛行試験を実施した際、自機の飛行ルートで型式末尾の「XLR」の文字を描いています。
「A321XLR」は、エアバスのベストセラー単通路旅客機、A320ファミリーの胴体延長タイプ「A321neo」をベースとした派生型で、「単通路機としては最長の航続距離」をセールスポイントとします。その距離は約8700km(4700海里)。東京を起点とした場合、シドニーやデリー、アンカレッジ(アラスカ)までノンストップで飛行できます。航路で描かれた「XLR」は「エクストラ ロング レンジ(超長距離)」の略です。
現地時間12月13日に実施された試験飛行はエアバスの拠点であるフランスのトゥールーズ空港発着で実施され、約13時間フライトしました。航空機追跡サイト「フライトレーダー24」によると、離陸したこの試験機(機番:F-WXLR)は、フランスの西側にある海上へ向かい、「XLR」の文字を描いたのちフランスへ。その後、ヨーロッパ上空を周回するような形でトゥールーズへ戻っています。
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