押上地区”スカイツリー以外は放置”解消?「東武線高架化」スタートで”南北分断”どう変わる

東武のとうきょうスカイツリー駅周辺で、高架化とともに再開発計画が進められています。スカイツリーはできたけど、周囲は昔ながらの下町――それが今後どうなっていくのでしょうか。

スカイツリー以外が置き忘れられていた地区、の今後

 さて、今後スカイツリー周辺はどうなっていくのでしょうか。

 とうきょうスカイツリー駅の高架北側には駅前ロータリー的な存在として、北側の曳舟川通りから駅前高架下へアプローチする環状道路「墨田区画街路第12号線」も整備予定です。

 ちなみに既存の押上駅前ロータリーへも、線路北側から桜橋通りを経由してアプローチする道路と新ロータリーが整備予定。新ロータリーと現ロータリーは、高架下の歩行者専用の通路でつながります。

 さらに、北側エリアは「特に耐火・耐震性能が低い建築物が密集しており、防災性の向上が必要となっている地区(機能再生ゾーン)」として、防災まちづくりの面で丸ごと再開発が行われます。他地域の同様事例では、多機能タワーマンションを建設し、低層階に商業施設、中層階にオフィス、上層は一般住民が入居するというパターンが多く見られます。いずれにしても、狭い路地が密集した街並みはリセットのうえ再整理されます。

 では、リセットされた街は具体的にどうなるのでしょうか。ここにこれが建設される、というものはまだ決まっていません。これまで主に決まっているのは、2006(平成18)年の「押上・業平橋駅周辺地区地区計画」の都市計画決定と、それに関する地区整備計画です。地区整備計画は、先述の「機能再生ゾーン」のほか「にぎわいゾーン」など6ゾーンが設定され、「どうしていきたいか」レベルで方向性が定められています。

 今は「まちづくり勉強会」が開かれ、地区整備計画をさらに練りこんで具体化し、最終的に事業認可まで到達したい構えです。

【了】

【どう変わる?「とうきょうスカイツリー駅」移設先と新ホーム】

【鉄道計画特集】新路線 新駅 連続立体交差事業 次に開業するのはどこ? 過去にあった「幻の新線計画」は?

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