世界で2隻だけ現存「戦前日本の軍艦」タイでの“余生”とは? 会いに行ったら珍道中に
「はい乗って」 まさかその原付に…?
この原付バイクは「バイタク」と呼ばれる立派な公共交通機関です。しかしタクシーメーターはなく、料金は出発前に運転手さんと交渉して決める必要があります。
しかも、バイタクの運転手さんは自前のヘルメットを着用しますが、一見、客用のヘルメットがありません。ノーヘルで運転手さんの胴体につかまって、安全を確保しなければならないのです。
筆者はオートバイに二人乗りをした経験がありません。高校に入学した1980年代当時、原付バイクは二人乗りこそ禁止されていましたが、その一方でヘルメットの着用義務はなく、同世代の中高生女子が、ポニーテールをなびかせながら彼氏と思しき男性の胴体に密着して原付バイクで走る姿が、当時の筆者の目にはまぶしく映っていました。
走り出してからの最初の数分間はやや恐怖を感じたのですが、慣れるにしたがって恐怖感は薄れていく一方で、日本人の中年男がタイ人の中年男にしっかりしがみついて原付バイクで走る姿は、あまり絵になるものではないな……と感じてしまいました。
そんな事を考えているうちに、筆者の目に「メクロン」の姿が飛び込んできました。
「メクロン」は1937年6月10日、タイ王国海軍に就役しており、筆者が見学に訪れた2022年12月の時点で、艦齢は85年を超えていました。「メクロン」も「記念艦三笠」と同様、陸上に固定される形で保存されています。このため痛みは少なく、またタイ王国海軍がこまめに手入れしていることもあって、今すぐにでも出港できそうな状態を保っていました。
1938年進水した、日本海軍特務艦も勤め、南極観測船として有名な巡視船、宗谷のこともたまには思い出してあげてくださいね
この艦が戦前日本の軍艦扱いなら、三笠はイギリスの軍艦でしょうに。
戦艦三笠の主砲や艦橋等の甲板上構造物はコンクリートで再現した実物大の模型です
普段ニュースサイトにコメントなんて書かないけど、あまりにもひどい記事なのであえて書かせてもらう。そもそも、文量に対して本論があまりにも短い。船について興味があって開いてみれば、肝心のメクロンに関する文はほとんど3ページ目のみ、それもかなり短い。全体の3分の1しか情報を載せておらず、兵装や電子装置に関して言及しているにもかかわらずその写真は載せていない。主題にあるタイでの“余生”とは?に対する記事も非常に少なくお粗末。筆者の高校の頃の原付に関する思い出話を聞きたくてこのページを開いていた人間が一体何人いると思う?読み応えゼロ、学びゼロ。このような記事でジャーナリストを名乗らないでほしい。
うん、コメント欄を読んでああ、やっぱりというコメントがあったので私も。
これって取材にかこつけたタイ旅行ですよね。
あまりにも取材対象の内容が無い、記事のほとんどが移動行程で占められてるってのは取材記事としては、旅行記ですよね。
残念です。
最後に艦橋の電子(電気)機器は、火器管制装置ですよね?
宗谷は?
ヘンテコな記事だなあと思って筆者を見て、納得