“座席鉄”が選ぶ「JRで快適な快速列車」ベスト5 眺望の良さ 寝台をつくれる車両も!?

日本全国でJR各社は様々な快速列車を運行しています。ホームライナーのように特急用車両を使った快速もありますが、今回は特急形を除いた車両の中から、“座席鉄”の筆者が独断で「快適な快速ベスト5」を選びます。

JR東日本「SLばんえつ物語」展望グリーン車

 新津~会津若松間のSL列車です。4時間かけて走るので、快適設備であるグリーン車の価値は高く、人気があります。

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JR東日本「SLばんえつ物語」のグリーン車(安藤昌季撮影)。

 ガラス張りの展望ラウンジがフリースペースとして備わるなど、設備は非常に充実しています。ちなみに新津行きでは、機関車が目の前に付き迫力ある走行場面が、会津若松行きでは遮るものなしの後方展望が楽しめます。

 座席は1+2列配置の回転式リクライニングシート。横幅も十分で、肘掛けにインアームテーブルが備わります。インテリアは素晴らしいのですが、リクライニングしても座面が平たく、またフットレストやレッグレストが備わらないので、姿勢が安定しません。シートピッチは1100~1200mm程度あるので設置できそうですが、普通列車用としてサービスレベルを下げたのでしょうか。リニューアルする機会があれば、枕、コンセント、レッグレストの設置をお願いしたいところです。

 なお、2023年夏頃まで牽引機のC57 180が車両の定期検査・整備中のため、今年の運行は決まり次第発表されます。

JR西日本「SLやまぐち」展望グリーン車

 続いてJR西日本のSL列車「SLやまぐち」の展望グリーン車を挙げます。列車は新山口~津和野間を走り、車両はかつての特急用一等展望車マイテ49形を模したデザイン。内部も似せて造られており、外側から順にオープンデッキ、展望室、開放客室、グループ向けボックスシートの構成です。

 オープンデッキは「SLばんえつ物語」と異なり、ガラス張りではなくベランダです。雨の日は大変ですが、晴天であればとてつもない解放感が味わえます。ただ、津和野行きでしか立ち入ることができません。なお、2023年3月現在はディーゼル機関車牽引による「DLやまぐち」として運行されていますが、客車はSLと同じです。

【写真】筆者一押し! 最も快適な快速列車

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