乗ってわかった軽量スポーツ機「LSA」のスゴさ 米で流行りの訓練機 日本じゃ不可は「理解不能」?

2022年末、ようやく日本でも飛ぶことができるようになった「LSA」。しかし、欧米ではすでに同機種が先進的な飛行機の代表事例となりつつあります。アメリカで乗ったら、日本の航空行政の“遅れ”が明確になりました。

セスナよりいいぞコレ…!

 滑走路端で離陸の順番を待っているあいだも、機内のディスプレイには周囲にいる他の航空機が常に表示されます。これは混雑する空港やその周辺を飛行する際に役立ちます。

 その後、離陸許可が下りるとともにフルスロットルを投入。100馬力とは思えない加速であっという間に離陸すると、最適上昇速度を維持しながら高度を上げ訓練空域へと向かいます。

 訓練空域では急旋回、低速飛行、失速など一連の操作を行いましたが、操縦感覚は極めて素直でパイロットの操作に対して機体が敏感に反応します。その後、空港へと戻り着陸しましたが、その際の引き起こしにおいてAOAの表示を参考にできるのは小型機では画期的と言えるでしょう。

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「スリング2」のコックピットにある液晶ディスプレイに表示された各種情報。周囲を飛行中の別の航空機も表示される(細谷泰正撮影)。

 離陸から着陸まで一連の飛行を体験して感じたことは、LSAといえども機能、性能、安全性など全ての面でセスナを始めとした普通の小型機より進歩していた点です。実際に操ってみたことで、この機種が訓練機として多くの飛行教官から支持されていることに納得がいきました。

パイロット免許の資格取得に「LSA」OK

 アメリカでは、プロのパイロット免許に相当する「事業用操縦士」の資格を得るために必要な飛行経験の要件が明確に定められています。たとえば総飛行時間の中にコンプレックス機(Complex Aircraft)もしくはTAA(先進技術航空機:Technologically Advanced Aircraft)で10時間の飛行経験を積むことが義務付けられています。

 コンプレックス機とは、引き込み脚と可変ピッチプロペラを備えた航空機を意味します。近年、多くの機体でグラスコックピットになっていることへの対応として、2018年にこの要件が加えられ、改訂されています。

 一方、TAAとはグラスコックピットを備えた機体です。それらは液晶ディスプレイに飛行計器やエンジン計器、GPSに連動した地図情報を含めた航法データが表示され、さらにオートパイロットを備えた航空機と定義されています。ここで特筆したいのが、FAA(アメリカ連邦航空局)はLSAでも上記の条件を満たせばTAAとして認めるという点です。

【簡素、でも先進的!】Bluetooth対応でアプリ使用も可 LSAの最新コックピットほか

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コメント

1件のコメント

  1. 残念です。

    戦後。アメリカさんから 日本は航空はダメやっちゃならぬ これが原因だと思う。

    なんだかんだ言っても、航空は日本人から遠ざける 見えない力があって マッチポンプして

    気軽に航空やらせないようになってる。金ばっかかかって楽しめない つまらない仕組み

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