国内初の「伝説のラストフライト」出発! JAL「777-200ER」初号機離日 通常の「売却飛行」とどう違う?
「伝説のラストフライト」の内容とは?
担当者によるとこの企画の実現には1年程度を要し、当初は4人体制から計画が進められたとのこと。「フェリーフライトにお客様を乗ることができるのかというのがもっとも大きな課題だった」といいます。
フライトもこの日のための特別な内容となっており、ボーイング777を担当するパイロットがこの機の特徴、コックピット内の業務や当日のフライトの様子などを、運航中に解説をします。
また、アメリカ上空では、米国カリフォルニア州の上空を飛行する特別ルートで運航予定。また、ロサンゼルス到着後のJA701Jも最終的に安置される予定の場所で、かつ航空機の保管先として有名なビクタービルのサザンカリフォルニア・ロジスティックス空港の上空ではローパス(低空飛行)を実施し、世界中から集まった航空機が整然と砂漠に眠る姿を、上空から案内する予定です。担当者はこの飛行計画の設定について、「早い段階で地上が見えるようにしながら、どの程度まで高度を降ろせるか」というところがポイントと話します。
なお、このフライトに際し、旅客がJA701Jのエンジンにメッセージを書き込めるようなサプライズがあったほか、前方ドアに特別ステッカーも。機内のヘッドレストも、この日のための特別仕様のものが採用されています。
【了】
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