スターフライヤー新型機、乗り心地は実際どう? 激変の客室 豪華さダウン…なワケがなかった!

スターフライヤーが運航開始した新型機「A320neo」。この機は、これまでのスターフライヤー機とは全く異なる新客室仕様が採用されています。従来機と比べてどのような違いがあるのでしょうか。

スターフライヤー新型機、実際に乗ってみた

 スターフライヤーのA320neoでは、同社では初となる、機内の無料Wi-Fiが設置されました。これにより機内での過ごし方は、座席の個人モニターで番組などを見るスタイルから、自分のスマートフォンでSNSなどを見るというものに変わっています。ちなみに、離陸前の機内の安全説明については、ロボット型キャラクター「スターフライヤーマン」をテーマにした安全ビデオを放映していましたが、A320neoでは、CA(客室乗務員)による実演に変更されています。

 Wi-Fiの通信速度について同社の担当者は「国内の航空会社では最も早い通信がご提供できるのでは」とアピール。この日の通信速度を計測したところ、下り(ダウンロード)が0.1mbpsとなっており、動画は見られないものの、SNSを使う、メールを返信するといった目的であれば十分対応できるものでした。

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スターフライヤーのA320neoに搭載された機内Wi-Fiへの接続画面。

 大きく変わったシートの座り心地はどうでしょうか。従来機のような「ソファ感」はかなり薄れ、かつてよりも固めの座面でいかにも”現代風”のシートですが、硬さはそれこそ”好みによりけり”でしょう。同社の担当者によると「中長距離国際線で使うシートを国内線で使っている」とのことで、やはり一般的な国内線仕様機とは一線を画すゴージャスさです。

 たしかにシートリクライニングもかなり倒れますし、他社の国内線仕様機と比べると「寝られる」座席に仕上がっています。シートピッチは最大35インチ(約89cm)とのことで、これは国内最大級の足元スペースとしています。機内を見渡せば、他社機ではできないような体勢で過ごしている人もいましたが、広さゆえか、しっかり自席のなかで納まっていました。

 このほか、同社のA320neoでは、同型式としては国内で初めて、エアバスの新客室構成である「AIRSPACE」を導入。従来機より60%以上大きい頭上荷物棚、フルLED照明、タッチレス方式の「流す」ボタンや抗菌加工を施した化粧室などが設置されています。また先述のとおりエンジンも静音化が図られており、機内も非常に静かです。

 なお、同社のA320neoは羽田~北九州・福岡線を中心に運航される予定といいます。今後同社のA320neoは、今回就航した初号機「JA28MC」のほか、2機が導入される予定とのこと。また、このほかに2機のオプション契約(A320neoの派生型も含む)も保持しており、最大で5機体制となる見通しです。

【了】

【写真】大変貌!スターフライヤーの新客室を徹底チェック

Writer:

国内航空会社を中心に取材を続け、国内・海外を奔走する日々を送る。ゆとり世代。

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