やっぱりキング・オブ・深夜バス 西鉄「はかた号」個室 従来型にあって新型にないものとは

バスタ新宿~博多バスターミナル間1097kmを14時間かけて運行する「はかた号」は、「キング・オブ・深夜バス」として知られる長距離バスです。その魅力は豪華な車内設備とサービス。個室型座席「プレミアムシート」に乗車してみました。

最前列個室だけの特典「プライベートガラス」機能とは

 出発から2時間半後の23時30分ごろ、静岡サービスエリアで15分休憩停車します。14時間走行するうち停車休憩は2回だけ。買い物ができる貴重な機会です。調達が難しい飲み物を買い込みます。

 静岡サービスエリアを過ぎると消灯です。個室席は室内灯を付けておけるよさがあります。揺れも少なく、寝心地は快適。筆者は備え付けの毛布を、座席のクッションを補強するため下に敷き、上着を布団替わりに就寝しました。

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1A、B個室だけに備わる「プライベートガラス」機能(2023年7月、安藤昌季撮影)。

 翌朝8時ごろ、山陽自動車道の佐波川サービスエリアで2回目の休憩です。コンビニがあるだけでレストランなどはなく、ちょっと淋しい場所でした。

 朝になったところで、最前列1A、1B個室だけの特典「プライベートガラス」機能を使います。個室の進行方向前方に設けられたスモークガラスを透明ガラスに変え、前方が見られる機能です。後で車庫取材にて確かめましたが、運転席側の1B個室が最も眺望に優れているようです。

 9時5分、関門海峡を渡る関門橋を通過します。鉄道では海底トンネルのため、海が見えるのは新鮮でした。

 9時30分。定刻の9時51分よりかなり早く、小倉駅前に停車します。ここでは半数近くの乗客が下車しましたが、続く砂津や黒崎インター引野口では下車客がおらず、「はかた号」は西鉄天神高速バスターミナルへ。その後は15分ほどでJR博多駅に隣接する博多バスターミナルに到着です。

 14時間を超えるバス旅でしたが、プレミアムシートでは疲労も残らず、終始快適でした。

【これで14時間いける!】個室「プレミアムシート」(写真)

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