やっぱりキング・オブ・深夜バス 西鉄「はかた号」個室 従来型にあって新型にないものとは

バスタ新宿~博多バスターミナル間1097kmを14時間かけて運行する「はかた号」は、「キング・オブ・深夜バス」として知られる長距離バスです。その魅力は豪華な車内設備とサービス。個室型座席「プレミアムシート」に乗車してみました。

車庫で新型にご対面!

 ところで新型の「はかた号」はどんな車両なのか、筆者は今回、西鉄バス博多営業所でそちらも取材することができました。

 従来型と比べ、プレミアムシートは横幅が6cm拡大されており、クッション性もかなり増しました。枕も備え付けられ、かなり快適です。付帯機能はあまり変わりませんが、カーテンが横引きからロールカーテンとなり、ワイヤレス携帯充電器が設置されています。また、荷物置き場が省略されたものの、動かせる足置き台が追加されていました。読書灯は可動式ではなく、天井設置に。惜しむらくは個室内の「プライベートガラス」がなくなり、前面展望が楽しめなくなったことです。

Large 20230820 01
西鉄バス博多営業所にて、新型のプレミアムシートを見せていただいた(2023年7月、安藤昌季撮影)。

 ビジネスシートにも着座しました。本革とモケットの組み合わせは変わりませんが、ダブルクッションとなり、座り心地は向上しています。リクライニング角度は143度、座席幅は46cmです。

 従来型もご厚意で見せて頂きました。清掃員が「これ、知っているかな」と、プレミアムシートの荷物棚から黒いシートカバーを取り出します。

 清掃員によると、2階建てバス時代のプレミアムシートに搭載されていた、座席の上に置くマッサージ器具とのこと。全席に設置されているわけではなく、一部にのみ搭載されているため、運がよければ使えるという裏メニューのようなものです。思わぬ旅のアクセントですが、今回筆者が乗車した車両では、お目にかかれませんでした。

【了】

【これで14時間いける!】個室「プレミアムシート」(写真)

Writer:

ゲーム雑誌でゲームデザインをした経験を活かして、鉄道会社のキャラクター企画に携わるうちに、乗りものや歴史、ミリタリーの記事も書くようになった乗りものライター。著書『日本全国2万3997.8キロイラストルポ乗り歩き』など、イラスト多めで、一般人にもわかりやすい乗りもの本が持ち味。

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  4. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  5. 「危なすぎる!」阪神高速“中の人”がブチギレ!? “衝撃動画”とともに呼びかける「ドライバーが守るべき3つのこと」とは
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス