「欠航多い」説もわかる?「八丈島空港」なぜ着陸の難所になったのか マジで“天然のクセ強空港”だった
離陸もちょっとクセあり?な八丈島空港
この空港への着陸を経験した男性は「先述した気流の影響からか、着陸直前にほかの空港より若干揺れが強くなりました」と話します。なおこの日は快晴ではあったものの、北東から秒速5mの風が吹いていたそうです。
そして先述のパイロットによると、滑走路にもポイントが。八丈島空港は「中央付近をピークにして両滑走路端に向かって0.4%の下り勾配となっている」とのこと。これは着陸時、上り勾配に接地することになることを意味し、パイロットにとっては着陸の降下角度が接地寸前で変わってしまうということにもなります。
そのような環境にある八丈島空港ですが、着陸失敗による事故は発生していません。これは同空港に乗り入れる国内のパイロットや航空会社の、長年にわたる経験と高い技術力の証といえるでしょう。
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