「男性専用車両がないのは差別だ」→運行へ 都電荒川線を貸し切り 活動の趣旨とは

NPO法人「日本弱者男性センター」が主催します。

「鉄道各社に設置されるまで継続的に活動したい」

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東京さくらトラム(都電荒川線)(画像:写真AC)。

 東京さくらトラム(都電荒川線)を2023年11月18日(土)午後、「男性専用車両」が走行します。

 男性専用車両はNPO法人「日本弱者男性センター」が企画。車両を貸し切る形で運行し、乗車人数は約30人だといいます。原則、男性のみの乗車ですが、企画に賛同する女性に加え、障害を持つ人やその介助者、小学生以下の女の子も乗車できます。同センターによると、男性専用車両の運行は今回が3回目となるそうです。

 ではなぜ、このような企画を実施するのでしょうか。同センターは、「世の中に『女性専用車両』がある一方、男性のための専用車両がないのは、男性に対する差別だと考えています」とし、以下のように続けます。

「男性も性犯罪の被害にあうこともありますし、さらに痴漢をしたという冤罪事件に巻き込まれる可能性もあります。特に金銭目的の冤罪事件に巻き込まれた男性は、それだけで人間関係や職場、学校など全ての人生を駄目にしてしまいます。そういったことを未然に防ぐためにも、男性専用車両は必要です。しかし残念ながら、主要な鉄道会社に問い合わせや意見を提出しても明確な御返答はいただけませんでした。そこで車両を貸し切って男性専用車両を企画し、実行したのです」

 1回目は昨2022年11月19日、「国際男性デー」にあわせ運行したとのこと。なお同センターは女性専用車両について、「女性を痴漢の被害から守るための良い活動だと思っている」としています。そのうえで、男性専用車両が“イベント”ではなく日常的に各鉄道会社に設置されるまで、継続的に活動を行う考えを示しています。

「むしろ女性の皆さんも、自身の身を守るために、男性専用車両の設置をともに考えていただきたいと思います」(日本弱者男性センター)

 日本弱者男性センターは2022年7月に設立。弱者男性に関する広報活動のほか、ホームレスや失職した男性への就職活動支援、DVや痴漢などの冤罪に巻き込まれた男性の支援、障害を持つ男性の生活支援などを行っています。

【了】

【お!】「男性専用車両」ステッカーです(画像)

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