「分岐間違えちゃった」で高速道路をUターン!? 危険な“逆走”その驚きの実態 管制センターで見た“超警戒ポイント”とは

一歩間違えれば重大事故につながる、高速道路の「逆走」。そのなかでも要注意のポイントがあるようです。道路を監視する管制センターの取材で、驚きの実態が見えてきました。

道路管制センターでも「逆走対策」やってます

 近年、高速道路で「逆走」が増加し、NEXCOなどが注意喚起を強化しています。逆走は重大事故につながる可能性が高いためですが、なかでも各社管内で要注意のポイントがあるようです。2023年12月に取材したNEXCO中日本八王子支社の道路管制センターで、その一端が見えました。

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NEXCO中日本八王子支社の道路管制センター(乗りものニュース編集部撮影)。

 八王子支社の道路管制センターは、中央道を中心に、東京、山梨、長野などの計317.5kmの道路状況を24時間365日、見守り続けています。各路線の模式図と各所のカメラ映像を流す巨大なモニターの集合体で、車線ごとの状況を把握しているほか、落下物などの情報もリアルタイムで取得。それら情報をドライバーに向け、道路上の情報板へ発信するなどしています。

 そのセンターのなかに、「逆走対策」と書かれた一画があります。そこでは現場の監視カメラ映像を流すパソコンとともに、回転灯のついたアラーム装置のようなものが置かれていました。

「逆走対策」モニターで映し出されている場所の一つが山梨県の中央道「大月JCT」です。下り線の東京方面からのランプと、上り線の甲府方面からのランプが合流し、富士吉田方面へ向かう箇所の映像を流し続けています。

 道路管制センターの大島和弘担当課長によると、「ここは東京方面から分岐を間違えて富士吉田方面へ来たクルマが、Uターンして甲府方面へ向かうことがあります」という、にわかに信じがたい話が。ランプや合流部の幅が広くとられているが故に、そうした事例があるそうです。

 もちろん甲府方面のランプに入れば「逆走」になり、重大事故につながりかねません。それをただちに管制センター内で把握するためにアラームがついているというわけです。

 もう1台のパソコンに映し出されているのは、長野道の「梓川SA上り線」の入口ランプ部です。このSAは駐車場が広く、場内で入口と出口を間違えて逆走する事例があるそうです。これはNEXCO各社が注意喚起している逆走パターンの典型例の一つです。

 各社の啓発にも関わらず、逆走はなかなか減りません。NEXCO中日本名古屋支社によると、11月時点において東海エリアでは昨年の約2倍ペースで発生しているそうです。道路管制センターでは逆走車を検知したり、通報を受けたりすると、ただちに道路情報板へ「この先 逆走車有」などの情報を発信しています。

【了】

【うそ…ここUターン!?】これが逆走「超警戒ポイント」です(画像)

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