神奈川で人身事故→岡山の特急「やくも」が遅延!? なんという影響範囲…JR西日本の運行情報に驚きの声

通しで走る列車は…。

直線距離で500km以上離れているが…

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特急「やくも」に使われる国鉄型381系電車(画像:JR西日本)。

 2023年12月12日(火)午前9時5分、JR西日本が公式X(旧Twitter)の列車運行情報を更新。そこには岡山~出雲市間を結ぶ特急「やくも」の遅延情報が掲載されましたが、その事由が「藤沢駅で列車がお客様と接触したため」となっていました。

 藤沢駅は神奈川県内にある、JR東日本の東海道線の駅です。人身事故の影響で「やくも1号」(出雲市行き)が約20分の遅延だったとのこと。藤沢駅から「やくも」が走る岡山駅までは直線距離でも500km以上離れていますが、なぜこれほどまでに遅延が拡大したのでしょうか。

 それは東海道本線、山陽本線を介し線路がつながっているから。遅延の影響を拡大させてしまったのは、JR各社をまたぎ東京~出雲市・高松間で運行される寝台特急「サンライズ出雲・瀬戸」でした。

 藤沢駅で事故が発生したのは11日(月)19時過ぎのこと。同日の「サンライズ出雲・瀬戸」は始発である東京駅を21時50分に発車する予定でしたが、事故のため30分ほど遅れて発車しています。

 運行情報を掲載したJR西日本 中国統括本部によると、「サンライズ出雲・瀬戸」は三石駅(岡山県備前市)に到達した時点で約50分遅れになっていたとのこと。さらに岡山駅での四国方面「瀬戸」の切り離し作業などもあり、さらに遅延は拡大していたと話します。

「サンライズ出雲」は岡山駅から伯備線を通って島根県の出雲市駅へ向かいますが、同線を走るのが前出の「やくも」です。図らずも「やくも」が、遠く離れた神奈川県内での事故の影響を受けてしまったのでした。

 運行情報の投稿を見た人からは「藤沢駅ってあの藤沢駅だよな?」「こんなに遅延が拡大するのか」といった驚きの声が聞かれました。なお12日16時現在で、「やくも」は通常通りの運行です。

 ちなみに、今回と同様の事案は、貨物列車の遅延などでも起こることがあります。

【了】

【写真】サンライズ出雲・瀬戸の「サンライズツイン」

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