「世界一」の称号持つFDA機が引退へ 同社初の退役機が「4号機」のワケ 内装もちょっと違うぞ!
「実は世界で最も多く着陸したE170」?
実は4号機は、同社が保有する機体のなかでは唯一の中古機。製造は2006年とのことです。そのため先の3機より一足早い退役となったわけです。さらに、とあるFDAのパイロットによると、この4号機は世界のエンブラエル170のなかでも、もっとも着陸回数が多かった機体だと製造メーカーから告げられたといいます。
また、もともとは他社で使用されていた機体であったことから、化粧室の床部分が板張りになっているなど、客室仕様もほかの機体と異なるほか、主翼の翼端のせり上がった機構「ウイングレット」も、ほかのFDA機より鋭角に立ち上がっているといった特徴もあるとのことです。
4号機退役に先立ちFDAでは3月3日、この機による名古屋小牧空港(県営名古屋飛行場)発着の遊覧チャーターフライトを中心とするファン向けイベントを実施しました。約60~70分の遊覧フライトののち、格納庫での機体見学会、FDA社員との記念撮影などが盛り込まれています。
なお、この機の旅客便ラストフライトは3月9日に予定されています。
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