世界一長い・短い滑走路はどこ? なぜそこまで極端な長さなのか? 着陸の様子はもはや「空母」!?
「世界一短い滑走路」を持つ商用空港、どんなところ?
逆に「世界一短い滑走路」を持つ商用空港として知られているのが、カリブ海の群島のひとつであるオランダ領・サバ島のファンチョ・E・ヨラウスクィン空港です。この空港の滑走路はわずか400mしかありません。
サバ島は急峻な地形が特徴で、空港がこの位置にできたのも、ここが島内でも数少ない平坦な土地だったことが理由とのこと。ファンチョ・E・ヨラウスクィン空港の立地を見ても、滑走路の片方は丘に、もう片方が崖を隔てた海となっています。この場所に空港を作らざるを得なかったのが、「世界一滑走路の短い商用空港」が生まれた経緯といえそうです。
なお、サバ島の観光局は、ファンチョ・E・ヨラウスクィン空港への着陸を「まるで空母に着艦するような感覚を味わえます。着陸の様子は芸術のようです」と紹介しています。
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