バイクの「ストリートファイター」人気爆発するか!? ネイキッドと何が違う? ちょっと“尖った”魅力とは

排気ガスを出さないエコな「ストファイ」も

 ヤマハのストリートファイターと言えばMTシリーズです。大は排気量1000ccから、小は250ccまで幅広くラインナップされ、上から4気筒1000ccのMT-10、3気筒900ccのMT-09、2気筒700ccのMT-07に加え、400cc以下のMT-03、MT-25と続いています。

 今回は日本初公開となる新型のMT-09が展示され、MTシリーズのコンセプトである「The Dark side of Japan」をイメージした展示となっていました。

 アグレッシブな走りが楽しめるMTシリーズ。特にMT-09は、3気筒独特のフィーリングが味わえるとあって人気のモデルです。

Large 240402 tms 02

拡大画像

ヤマハを代表するストリートファイターMT-09。新色のダークグレー(石津祐介撮影)。

 では、バイク界の巨頭、ホンダはというと、こちらは今回のモーターサイクルショーで新型ストリートファイター、CB1000「ホーネット」を公開しました。特徴は、スーパースポーツモデルCBR1000RRの直列4気筒エンジンを最適化し、搭載した点です。なお、先行して海外で発売されたCB750ホーネットの日本導入も気になるところです。

 ほかにも、カフェレーサーとストリートファイターを融合させた「ネオスポーツカフェ」のCB650Rは、クラッチ操作を自動制御する「HONDA E-Clutch」を搭載した新モデルが展示されていました。バイク優等生のホンダが作るストファイモデルは、安心安全にアクティブに楽しめるのが魅力と言えるでしょう。

 カワサキは、ストリートファイタースタイルの電動モーターサイクル「Ze-1」とフルカウルのNinjaシリーズの「Ninja e-1」を展示しました。

 登り坂などで短時間の出力向上を可能にする「e-Boost」や、駐輪時など極低速の移動に役立つ「ウォークモード」など、電動モーターサイクルならではの機能も採用したのがポイント。また家庭用コンセントからの充電が可能で、かつ取り外し可能なリチウムイオンバッテリーは、一回の充電あたり72kmの走行距離を実現しています。

 硬派なイメージを持ちつつ、ハイブリッドモデルなど最新のテクノロジーを惜しみなく投入してくるカワサキ。筆者(石津祐介:ライター/写真家)としては、電動ストファイはかなり気になる存在です。

【マフラーが、ない!?】これが今後、流行るかもしれない「ストファイ」です(写真)

最新記事

コメント

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。