ウクライナ軍総司令「彼我の火力差は1:6でロシア優勢」砲弾と防空ミサイル不足を訴える

密度の高い砲撃に見舞われている。

「多くの防空用ミサイルを受け取れることを期待」

 ウクライナ軍のオレクサンドル・シルスキー総司令官は2024年3月29日、同国メディアえである「ウクルインフォルム」のインタビューにおいてロシア軍の火力の方が6:1の差でウクライナ軍を上回るっているという見解を明らかにしました。

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砲撃を行う2S3アカーツィヤ 152mm自走榴弾砲(画像:ウクライナ国防省)。

 シルスキー総司令官によるとここ数か月、敵機による防空圏外からの滑空爆弾での攻撃が激化しており、地上での榴弾砲及び迫撃砲での密度の高い砲撃が行われているとのことです。発射砲弾数の割合は6:1になるそうです。

 これに対し、ウクライナ軍は砲弾不足に悩まされており、無人航空機の優位を最大限利用し反撃しているほか、砲撃についても数で戦うのではなく、高精度な攻撃を行うことで対抗しているとのことです。

 砲弾不足の問題に関しては欧州の数か月が動いており、ベルギー、リトアニア、スペインが調達国になり、NATO主導の155ミリ砲弾を供給する契約2024年1月23日に結ばれ、一部はウクライナへ供与されることとなっています。また、チェコ主導で150万発分の弾薬確保に動いており、2024年3月末の段階で80万発分の調達の目途がたったと報じられており、今年中にある程度は回復する見込みです。

 さらに、ロシアが後方の都市部やインフラを巡航ミサイルや自爆ドローンなどで攻撃する戦法を2023年末以降ロシア軍が重視しているため、防空のため対空ミサイルの充実が急務のようでシルスキー総司令官「パートナー国からより多くの防空手段、防空用ミサイルを受け取れることを期待しています」と話しています。

【了】

【撃て!】砲撃を行うウクライナ軍の自走砲ほか(写真)

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