• 2024.04.14
• 乗りものニュース編集部

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1機でもど迫力なのに…。

中部には「異形のジャンボ」はよく来るが…

　中部空港（中部国際空港セントレア）の公式X（旧Twitter）アカウントが、「非常に珍しい」というコメントとともに、4枚の写真を投稿しました。それは「ジャンボ機」ことボーイング747-400をベースに、さらに胴体後方が著しく大きく膨らんだ異形の貨物機「ドリームリフター」が同空港の駐機場に2機並ぶ様子です。

「ドリームリフター」は世界に4機しかない貨物機で、ANA（全日空）やJAL（日本航空）も導入しているボーイングの旅客機「787」シリーズのパーツを輸送するために開発された機体です。大きく膨らんだ胴体は翼のような大型パーツを搭載できるようにするためです。

　この「ドリームリフター」は国内では中部空港にのみ、頻繁に飛来します。これは787が、そのおよそ35％が中部地域で製造されたパーツで構成されているため。たとえば、主翼は三菱重工、川崎重工、スバルの3社が製作しています。とはいえ、同空港の公式アカウントによると、2機が一度に飛来してくることは珍しいようです。

　今回の公式アカウントの投稿を見たSNSユーザーからは、「2機同時なんてすご過ぎます！！」「凄い迫力ありますね～」「B747LCF（ドリームリフターの型式名）の完璧な美しさよ」といったコメントが寄せられています。

【了】