ほぼ取れない! 寝台特急「サンライズ」の「サンライズツイン」測って納得、超人気のワケ

日本唯一の定期寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」。人気設備は発売開始と同時に売り切れます。特に2人用個室「サンライズツイン」は人気が高いですが、なぜなのか、また設備の特色はどんなものなのか、乗車して確かめてみました。

鉄道誌と異なる寝台幅

 階段を4段降りた階下に個室扉があります。扉の幅は62cm。「シングルデラックス」より1cm狭いです。扉には室内確認用の小さな窓と、室内側には鏡が付いています。鏡は縦85cm、横22.5cmで姿鏡として使えます。個室入口から見て、左右に寝台がレール方向に並べられており、ホテルのツインルーム感のある個室です。

 側窓のある側の寝台の端は荷物置き場で、幅58cm、奥行は22cm。ハンガーもかけられています。

 次に寝台を測ってみました。長さは195cm、入口の狭い箇所は62cmです。広い部分は鉄道誌では75cmとされているのですが、窓側の寝台が76cm、通路側の寝台が77cmあります。普通のB寝台個室は70cmですので、どうりで広く感じられ、寝心地が違ったわけです。

 寝台からの転落防止設備はありませんが、床からの高さは38.5cmですから、落ちて怪我することはないでしょう。寝台と寝台のあいだは42cmあります。幅42cm、高さ38.5cmの何かを持ちこめれば、寝台間を連結できるのですが、なかなか難しそうです。運行開始時には子ども向け補助ベッドの企画もあったようなのですが……。

 窓側の寝台の天井には、冷房の吹き出し口もあります。寝台から天井までは146cm、床から天井までは184.5cmでした。

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コントロールパネル(安藤昌季撮影)。

 通路側の寝台の壁面には荷物置き場があり、高さ45cm、横幅77cm、奥行35.4cmとかなり広め。2人分のリュックサックが楽々入りました。小さな子どもと添い寝する場合、腕を逃がして寝台を広く使えそうな位置です。

 寝台の壁面には横長で細い鏡があり、圧迫感を軽減しています。測ると横71cm、縦21cmでした。寝台間にはコントロールパネルがあり、機能は目覚まし付き時計、室内灯スイッチ、足元灯スイッチ、暖房調節、常夜灯スイッチ、非常ボタンです。ラジオも付いていましたが、今は機能していないようです。

 コンセントと小テーブルもあります。小テーブルは横36cm、奥行30cmとやや小さめ。駅弁を載せるにしても1つが限度、というサイズ感です。コップが2つサービスされ、喫煙室なので灰皿もあります。自分がタバコを吸わなければ、ヤニ臭さはしません。

広い! まず取れない「サンライズツイン」です(写真)

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