「私鉄唯一の夜行列車 夏」今年もやります! “こんなところから東京直通!?”な復路プランも

よく考えりゃ、かなりエクストリームプランです。

「尾瀬夜行」は復路がキモ!? 選べる3タイプ

 東武鉄道が2024年夏も「尾瀬夜行」を運行します。東武トップツアーズの旅行商品ながら、私鉄では唯一となった夜行列車の夏版です。

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尾瀬夜行に使われる500系「リバティ」(画像:東武鉄道)。

 今年は「尾瀬夜行23:45」として浅草駅を23時45分に発車し、翌3時08分に会津高原尾瀬口駅(福島県南会津町)へ到着。夏季の金、土曜に片道のみ運行されます。車両は、車内Wi-Fiやコンセントなどを備えた特急「リバティ」の500系です。出発日限定で、ゆったり「2座席利用プラン」も用意しているといいます。

 会津高原尾瀬口駅と、福島側における尾瀬登山の拠点となる「尾瀬沼山峠」を結ぶバスを使って、早朝から尾瀬登山を楽しむことが可能。また、復路は3つのプランから選ぶことができます。

 ひとつは、沼山峠に戻ってバス経由ののち、普通列車で東武線方面へ戻るプラン。もう2つは、沼山峠から群馬側の「大清水」へ抜けて、バスタ新宿行きの高速バス、もしくは路線バスで上越新幹線「上毛高原駅」へ抜けて新幹線で東京へ戻るプランです。

 尾瀬がまたがる福島県と群馬県のあいだは、日本で唯一、車道が一切つながっていない県境です。その群馬県側の最奥部が「大清水」で、こことバスタ新宿を結ぶ関越交通の高速バス「尾瀬号」が夏季限定にて運行されています。高速バスプランはこの「尾瀬号」を利用するものです。

 いずれも初心者向けのルートということですが、高速バスプランは、座席数の関係から早めの予約がおススメだといいます。

【了】

【超エクストリーム東京直通!!】「尾瀬夜行」&“その後”の移動プラン(地図/画像)

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