どう見ても爆弾!? 最新ステルス戦闘機F-35用「荷物入れ」が豪快すぎる件

戦闘機などでちょっとした手荷物を積むのに用いられる「トラベルポッド」ですが、F-35用のものがこのたび披露されました。ただ、F-35ゆえに既存のものは使えず、かつ一般人はまず見ることができないそうです。

一般人が目にすることは限りなく難しい理由

 F-35A用のアドバンスド・トラベルポッドを開発・製造するのはアメリカのキオマック社です。メーカーの公式サイトによれば、型式名称はMXU-1072/Aとなっています。

 形は筒状で、全長は10フィート(約3m)。側面に2枚の出し入れ用の大型ドアがあるものの、後部の蓋部分を取り外せば、長尺物をスムーズに入れることも可能です。内部の収納スペースには、搭載物を固定するためのレールとピンも下側に用意されており、機体が横転するなどの激しい動きをしても、内部の物品が荷崩れしないようにデザインされています。

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A-10に搭載された旧式のトラベルポッド。外見はドロップタンクや爆弾などに良く似ている(画像:アメリカ空軍)。

 最大積載量は300ポンド(約136kg)で、このポッドをF-35は左右のウェポンベイで2個まで搭載することができます。

 このアドバンスド・トラベルポッドは、F-35に関するすべての運用計画を管理する「F-35『ライトニングII』共同計画事務局」(JPO)の承認を受けており、キオマック社も700万ドルの契約を結んでいます。そのため、今後は継続して部隊への納入が続けられる模様で、今回アイルソン空軍基地が行った投稿もその一環だったのでしょう。

 アメリカ空軍でのF-35の配備拡大に伴い、さまざまな場所でアドバンスド・トラベルポッドが多用されるようになるのは間違いないでしょう。とはいえ、この新装備も、搭載されるのは機内であることから、それが収納されている限りは外部の人間が使っている姿を見るのは難しいかもしれません。

【了】

【爆弾じゃないからね】F-35の見えない部分に搭載された「トラベルポッド」(写真)

Writer:

雑誌編集者を経て現在はフリーのライター・カメラマンとして活躍。最近のおもな活動は国内外の軍事関係で、海外軍事系イベントや国内の自衛隊を精力的に取材。雑誌への記事寄稿やDVDでドキュメンタリー映像作品を発表している。 公式:https://twitter.com/wolfwork_info

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