首都高「未完のJCT」にいよいよ“ぐるぐる”出現へ!? 北への延伸事業どこまで進んだ? 目指せ圏央道!
「新大宮上尾道路」全体ではどう進捗?
2024年5月現在、「新大宮上尾道路」はどう進捗しているのでしょうか。
与野JCTについては、新大宮バイパス上り線側の空き地だった箇所には、新たな与野入口ランプとなるループ線のための橋台や橋脚が作られ始めています。2024年度は橋桁の架設工事にも着手する予定だそうです。
また、いち早く工事が進んでいた宮前IC(新大宮バイパス・国道16号・上尾道路の交差ポイント)では、ICをまたぎ越す橋梁の基礎工事が進行中で、宮前ICは一部車線規制が行われています。23年度ちゅうに東京側の基礎5基のうち1基の工事が完了し、現在は2基の掘削工事を行っているとのこと。3月からは上尾側の基礎2基にも着手したということです。
このほか、新大宮バイパス沿いの店舗などの用地買収も行われており、取得済みの用地には、水色のラバーポールや柵を設置しているそうです。ただし、用地進捗率は35%(面積ベース)だそうです。
ちなみに、「新大宮上尾道路」の事業区間は、与野JCTから「上尾南」までの8.0kmです。国道17号「新大宮バイパス」ならびに「上尾道路」の混雑区間を首都高がカバーする形ですが、県やさいたま市は、圏央道(桶川北本IC)までの延伸を強く求めています。
【了】
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