国鉄廃線跡のバス専用道が廃止へ バス停は現国道へ移設 BRTのはしり的存在

白棚線です。

バス停は国道289号上へ

Large 230222 nogizaka 01

拡大画像

ジェイアールバス関東(画像:PIXTA)。

 ジェイアールバス関東 白河支店は2024年7月1日(月)より、福島県の白河駅・新白河駅~磐城棚倉駅・祖父岡間を結ぶ路線バス「白棚線」について、一部のバス停を移設します。同路線には、鉄道の廃線跡を活用したバス専用道を走る区間があり、さながらバス高速輸送システム(BRT)のようです。

 移設されるのはバス専用道となっている三森~表郷庁舎前間のバス停です。専用道を廃止のうえ、新ルートは並行する国道289号となります。対象のバス停は、高木、梁森、表郷庁舎前です。時刻や運賃に変更はありません。

 専用道の廃止理由についてジェイアールバス関東 白河支店は「老朽化が進行したため」とし、「1957(昭和32)年の開業以来、67年間のご愛顧に深く御礼申し上げます。今後も変わらぬご愛顧のほどよろしくお願いします!」とコメントしました。

【了】

【激レア標識も】専用道を行くバス 残る「国鉄」の文字

最新記事

コメント

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。