味方戦車だったはず!? 元ロ軍戦車がロシア陣地を攻撃 切ない映像が公開へ
同じ兵器体系だと起こりえるハナシ。
特徴的な自動装てん装置にも注目
ウクライナ国防省は2024年7月4日、自軍のT-72戦車がロシア軍陣地を攻撃する様子を映像で公開しました。
ただ、この戦車、ウクライナ国防省の説明によると、ロシア側から戦場に遺棄していったものを再整備し、自軍に編入した鹵獲(ろかく)車両とのこと。説明でも「戦利品T-72戦車」という説明をしていました。
T-72は50年以上も前に旧ソ連が開発した戦車で、今回のウクライナ侵攻でも数的主力として最も多く前線に投入されています。そのため、比較的早い段階からウクライナ側も多数鹵獲しています。
このたび公開された動画は、車長目線で撮られているため、砲塔上面のハッチから顔を出している状態から車内へと目線を移す様子が見て取れます。またT-72の特徴である分離装薬(弾丸と装薬が分かれたタイプの砲弾)に対応した自動装てん装置が動く様子を鮮明に見ることができました。
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