「背もたれが直線的」は杞憂? 阪急「PRiVACE」実際どうなのか、体験し尽くす!「向かい合わせ?できますけど…」

阪急電鉄が新型特急車両2300系に「PRiVACE」車両を連結し、初めての有料座席サービスを開始。座席鉄の筆者は発表当時、「本当に快適なのか」と不安を抱きましたが、実際どうなのか。一足早くその座席を堪能してきました。

プライベート感満載の座席

 車内を区切るエントランスは「ホテルのような空間を意識した」とのことで、ダウンライトや大理石風の壁が上品です。前述の通り、客室は2つに分けられていますが、大阪方では1+2列、京都方では2+1列にリクライニングシートが並び、点対称の座席配置となっています。

 異なるのは、大阪方には共用の荷物置き場が、京都方には車いすスペースと車いす対応座席が配置されている点です。アテンダントは乗務していますが、荷物置き場を使う際は1~7番の座席を予約した方が、同じ室内で安心感があります。

 客室インテリアは木目調の化粧板に、ゴールデンオリーブ色の座席が配置されており、阪急の伝統を感じます。木目については様々なサンプルを比較選定したそうです。

Large 20240721 01
「PRiVACE」(2024年7月、安藤昌季撮影)。

 座席のモケットはロングシート部分と同じ布地で、列車全体の統一感もあります。床には厚めのカーペットが敷かれており、歩行音や走行音が吸収されて、快適性を向上させています。これは車内デザインに合う特注品とのことです。阪急初となる空気清浄機も設置されています。

 なお、1+2列の座席間の通路は広く見えますが、広報部は「許される中で一番狭くして、座席幅に面積を取った」とのこと。デザインの力を感じました。

 座席は背面側に木が貼られており、背面テーブルはなく、マガジンラックとドリンクホルダー、小物掛けだけで、すっきりとしています。広報部によると「バックシェルの採用も考慮しましたが、座席間隔や座席幅、座席と車内デザインの調和の観点から、現在のデザインとなりました」とのことで、着座すると大きなヘッドレストと中間仕切りで隣席の乗客がほぼ見えず、プライベート感溢れるデザインです。

【包み込まれるようなプライベート感!】これが「PRiVACE」車内です

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 航行中の護衛艦「かが」の周辺に「巨大な海洋生物」が出現! 艦艇勤務ならではの光景を海自公式が公開
  2. 「危なすぎる!」阪神高速“中の人”がブチギレ!? “衝撃動画”とともに呼びかける「ドライバーが守るべき3つのこと」とは
  3. 「知らなかった!」SNSで話題に 高速道路の“2つ並んだ赤い三角コーン”、実は超重要な「ある合図」だった! NEXCO公式が投稿
  4. 「断固たる措置を講じる」首都高公式ブチギレ! 「公平性を著しく損なう」非常識ドライバーに“鉄槌”…一体何が?
  5. ロシアのミサイル部品工場が「大炎上」 ウクライナ軍の航空機から発射した巡航ミサイルが「直撃」か
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号