“ビーフの名産国”なのに牛丼1杯「驚愕の値段」でした それ以上に「時給を聞いたら絶句」しました

日本で「安くてウマい」丼物の代表格である牛丼ですが、海外ではそういうわけでもないようです。オーストラリアに行って現地の日本料理レストランのオーナーに聞いたら、値付けが高くなってしまう理由がわかりました。

ラーメン1杯2000円、から揚げ弁当は2300円

 近年、海外旅行は気軽に行けない高嶺の花になりつつあるようです。極端な円安と世界的な物価上昇によって、ここ数年は海外旅行にかかる費用が急上昇しているからです。

 なかでも、滞在中に出費が避けられない食事代やホテル代は、2020年以前のコロナ禍前と比べて高騰しています。安く済ませられる外食の代名詞だったファストフードですら、海外では1000円以下で食べられなくなっており、レストランに至っては複数人で行けば1万円以上かかるのは普通です。

 筆者(布留川 司:ルポライター・カメラマン)は今年(2024年)7月にオーストラリア北部のダーウィンを取材で訪れました。この街へ行ったのは2回目なのですが、前回からよく利用している1件の日本食レストランがあります。

「OISHI-YA(おいしい屋)」という名前のこの店、オーナーのココ氏はミャンマー人ですが、20年ほど日本の外食産業で働いた経験を基に日本食レストランを立ち上げ、それから13年ほどダーウィンで営業を続けています。提供しているのは、うどんやラーメンといった麺類に、丼物やカレーライスなどのご飯類。そして「弁当ボックス」という名前の定食と寿司などです。

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筆者が食べた「OISHI-YA」のカツカレー。カレーは海外でも外れが少ない鉄板料理である(布留川 司撮影)。

 店構えは高級店というよりも大衆店に近く、料理の価格も他店と比べて比較的リーズナブルなものの、それでも円換算すると、日本国内の飲食店よりは割高となっています。

 カレーライスは12.90AUD(オーストラリアドル、日本円で約1270円)で、これにトンカツもしくはチキンカツを載せると17.90AUD(約1760円)。丼物は牛丼やカツ丼など複数ありますが、一律で18.90AUD(約1860円)。ラーメンは味とトッピングでいくつか種類がありますが、たとえば味噌ラーメンなら19.90AUD(約1961円)。弁当ボックスは唐揚げ、トンカツ、すき焼きなどのおかずにご飯やサラダ、味噌汁がついて22.90AUD(約2257円)でした。

 オーストラリアを含む海外で日本以上に物価高となっていることは、かなり周知されつつあるものの、その理由までは知られていません。これら価格の理由について、オーナーのココ氏に伺ってみました。

【弁当2300円!?】これが豪州の日本食です。日本と全然違う「カップヌードル」も(写真)

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