“ビーフの名産国”なのに牛丼1杯「驚愕の値段」でした それ以上に「時給を聞いたら絶句」しました

日本で「安くてウマい」丼物の代表格である牛丼ですが、海外ではそういうわけでもないようです。オーストラリアに行って現地の日本料理レストランのオーナーに聞いたら、値付けが高くなってしまう理由がわかりました。

輸送費も電気代も高い、カップラーメンすら日本の倍

 ココ氏によれば、ダーウィンの物価はオーストラリアの中でも高い方だとか。その理由のひとつに挙げられるのが、地理的な要因だそうです。ダーウィンはオーストラリア大陸の中央に位置する北部準州(ノーザンテリトリー)の端に位置します。北部準州は、それだけで日本の3.6倍もの広大な面積を誇りますが、その大部分は人が住んでいない荒野で、人口が1万人を超える都市はダーウィンを含めて3つしかありません。

 つまり、僻地にあるために物流コストが極めて高く、輸送コストは1kgあたり3.50AUD(約344円)から4AUD(約394円)、冷蔵品になると5AUD(約492円)にもなるとのこと。これが販売・提供価格に反映されるため、割高になる模様です。

 参考までにダーウィン市内のスーパーマーケットの商品の値段を記しましょう。たとえば、600mlのペットボトル入りの「コカコーラ」が1本3.85AUD(約379円)で、スポーツ飲料の「ゲータレート」の場合は、600mlボトルで4.85AUD(約478円)。安さの代名詞ともいえるカップラーメンも、通常サイズ(70g)で2.94AUD(約289円)です。日本の都市部にある大手スーパーと比較すると、倍以上の値付けとなっていました。

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「OISHI-YA(おいしい屋)」の店内。カウンター席には回転寿司のレーンがあり、寿司のネタも豊富にラインナップされていた(布留川 司撮影)。

 また、飲食店の必要経費でかなりの割合を占めるのが光熱費とお店の賃料。前出の「OISHI-YA」の場合、約30坪程度のお店で1か月あたり1万7千AUD(約167万円)も掛かっているとか。特に光熱費は、ロシアによるウクライナ侵攻などによる資源高騰から、近年は値上がり傾向にあるそうです。

 とはいえ、ココ氏いわく、経費の中で最もかかっているのは、お店で働いている人々の人件費だといいます。その金額は日本の基準で考えると「驚愕」の金額でした。

【弁当2300円!?】これが豪州の日本食です。日本と全然違う「カップヌードル」も(写真)

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