クルマが「跳ねる! 踊る!! 犬のおしっこポーズまで!?」ド派手な動きどうやってるの? 一時は消滅の危機も

野外イベントなどでボディが上下動したり、3輪走行したりする派手なボディカラーのクルマを見たことはないでしょうか。これは、アメリカ西海岸で生まれた自動車文化「ローライダー」というもの。なぜこのような動きが可能なのでしょうか。

世界的に見てもレベル高い日本のローライダー

 ローライダーが日本に紹介されたのは1980年代のこと。空前のバブル景気も追い風になって1990年代には人気が高まります。そして、若者の間でB-BOYや渋カジなどファッションが流行していた2000年頃がブームの頂点となりました。

 そのような日本におけるローライダーの牽引役が、愛知県長久手に店を構える「パラダイスロード」の店主・下平淳一さんです。HOTRODビルダーでもあった下平さんは、ローライダーマシンを輸入販売するだけでなく、独特の感性によりオリジナリティあふれるマシンを製作し、相次いで発表しました。

 こうして磨かれた感性と技術によって、その実力は本国アメリカのカーショーでもアワードを総なめするほどで、世界に対して日本製ローライダーのレベルの高さを知らしめるまでに至ったのです。

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1936年型プリマス4ドアセダンのローライダー 。1950年代以前の車両をベースにしたローライダー創成期のカスタムスタイルのことを特にBOMB(ボム)と呼ぶ(山崎 龍撮影)。

 その後の日本経済の長期低迷や世界的なガソリン価格高騰に加え、円安の影響でベースとなるアメリカ製ヒストリックカーの価格が上昇したことなども影響し、今では日本におけるローライダー文化は往時ほどの盛り上がりを見せていません。

 しかし、根強いファンによって人気は下支えされており、全国各地で開催されるアメリカン・モーターカルチャーの祭典には数多くのローライダーが参加。イベントによってはローライダーのパフォーマンスを競う「ホッピングバトル」などを開催してファンを沸かせています。

【了】

【ダンサーみたい】これが「犬のおしっこポーズ」するアメリカ車です(写真)

Writer:

「自動車やクルマを中心にした乗り物系ライター。愛車は1967年型アルファロメオ1300GTジュニア、2010年型フィアット500PINK!、モト・グッツィV11スポーツ、ヤマハ・グランドマジェスティ250、スズキGN125H、ホンダ・スーパーカブ110「天気の子」。著書は「萌えだらけの車選び」「最強! 連合艦隊オールスターズ」「『世界の銃』完全読本」ほか」に

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