フロントに“立派なモノ”が… 豪州マイナー戦車に付いていた「謎」の突起物 “実戦使用”はあったのか?

第二次大戦中のオーストラリアでは、来るべき日本軍との戦いに備えて、初の自国戦車が開発されました。ただ、その戦車の正面には、“ナニか”に見える謎の突起物が備えられています。

実戦での投入はなし…せっかく作ったのになぜ?

 なお、実戦ではナニかに見える機関銃カバーよりはるかに重要な戦車砲はオーストラリア軍の標準的な対戦車砲だった「オードナンスQF 2ポンド砲」を採用しました。欧州での戦車戦では既に力不足感も否めない砲でしたが、旧日本軍の戦車相手では十分でした。後に「オードナンス QF 6ポンド砲(口径57mm)」に換装しますが、こちらの砲は942年の段階でのドイツ戦車と渡りあえるような火力・装甲を持った設計となっています。

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車体部分にある大きな丸形の穴が機関銃が入る位置(画像:オーストラリア陸軍)。

 量産は1942年8月にシドニー近郊のチュローラ戦車製造会社で開始されたものの、結局65両しか製造されていません。なぜなら、オーストラリアにはアメリカやイギリスから大量に戦車が供与されたからでした。

 米英戦車のほとんどは「センチネル」より優秀で、あえて国産戦車で機甲部隊を編制する必要性はありませんでした。そういった経緯もあって「センチネル」は一度も実戦を戦わずに終戦を迎えます。つまり、立派なナニかに見えるものも一度も使うことなく終わっています。

 ちなみに、戦時中の1944年12月に公開された国威発揚も兼ねたオーストラリアの戦争映画『トブルクのネズミ』では、ドイツ戦車に似せて改造したセンチネル巡航戦車が出演しているそうです。

【うぉ…、ご立派!】これが正面にある“ぶっとい”機関銃のカバーです(写真)

Writer:

ミリタリー、芸能、グルメ、自動車、歴史、映画、テレビ、健康ネタなどなど、女性向けコスメ以外は基本やるなんでも屋ライター。一応、得意分野はホビー、アニメ、ゲームなどのサブカルネタ。

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コメント

1件のコメント

  1. まあ、某惑星ゲームやネットではチンチネルとまで言われてるからな

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