衝撃の復活! 空自ステルス戦闘機に「伝統の尾白鷲」再現の理由は? 飛行隊パイロットが答えた

航空自衛隊の第302飛行隊が創設50年を迎え、その一環としてステルス戦闘機F-35Aに記念塗装を施しました。ただ、派手な塗装をすればステルス性は損なわれると聞きます。大丈夫なのでしょうか。

ステルス機への塗装 秘訣は塗料

 今回の702号機の塗装作業は飛行隊のパイロットと、機体を管理する検査隊の整備員が共同で行ったそうです。作業を担当した飛行隊のパイロットは次のように説明してくれました。

「F-35Aはステルス機であるため、機体に使用する塗料はステルス性に大きな影響を与えない特別なものを使用しています。そのため、塗料そのものの入手にとても苦労しました。塗装作業については従来のスペシャルマーキング機と同じやり方で、まずプロジェクターで図柄を機体に投影し、それを元にテープを貼ってマスキング。あとは塗装面を脱脂したのち、刷毛(ハケ)とローラーを使って手作業で塗りました」(塗装作業担当パイロット)。

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2024年9月18日に三沢基地内で行われた第302飛行隊の創隊50周年式典での参加者による集合写真(布留川 司撮影)。

 ちなみに、記念塗装機の作業では、ステルス性といった技術的な問題よりも、塗装という物理的な作業で苦労が多かったようです。

「F-35Aは近くで見ると意外と大きく、塗装面も想像以上に大きかったので作業は手間と時間が掛かりました。また、オジロワシの図柄を塗る垂直尾翼は外側に傾いているため、その周りに安全な足場を作る必要があって苦労しましたね」(塗装作業担当パイロット)。

【写真】空自史上初のカラー塗装されたステルス戦闘機 尾翼のアップも

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