神出鬼没「ドクターイエロー」がダイヤ公表!? 空撮で夕方の回送線を撮ったら“黄色が映えた”!

「新幹線のお医者さん」ことドクターイエローは、運行ダイヤが非公開です。ところが2024年10月12日は体験乗車のため、運行時刻が公表されました。そこで車庫から出る姿を上空から撮影しました。

高高度から、周囲の情景を入れつつ

 大井車両基地~田町間はほぼ羽田空港の管制圏内となり、北向きの離陸機がちょうど上昇しながら右旋回する場所です。当然、旅客機が最優先なので、鉄道を撮るのに適した低い高度での許可は降りにくく、空撮計画段階から高めの高度に設定しました。

 T4編成は、出入庫線の一番外側で待機していました。南側の先頭部はN700系と揃い、白い車体群と並んでひとつの鮮やかな黄色い車体が、発車の時を待ちます。15時20分過ぎにじわりじわりと黄色い車体が動き始めました。

Large 20241124 01
南側から大井車両基地を望む。右側は東京貨物ターミナル。T4編成は一番左側で出発の時を待っていた(2024年10月12日、吉永陽一撮影)。

 回送線を行く姿は普段見られることもなく新鮮で、ビル影から鮮やかな黄色い顔を覗かせた瞬間を捉えつつ、周囲の情景を入れながらワイド気味にもトライ。ただ、いかんせん夕方の斜光です。どのカットも同じような空気感になってきて、これ以上のバリエーションは望めそうもないと、本線と合流した時点で撮影終了としました。

 夕方の光線を浴びるドクターイエローは、改めて見返すと郷愁感もあってなかなか良いものでした。T4編成の引退までもう秒読み。鮮やかな車体とあと何回出会えるのでしょうか。

【了】

【映え度が異様!?】空から捕らえた貴重な「ドクターイエロー」出区の姿(写真)

Writer:

1977年、東京都生まれ。大阪芸術大学写真学科卒業後、建築模型製作会社スタッフを経て空撮会社へ。フリーランスとして空撮のキャリアを積む。10数年前から長年の憧れであった鉄道空撮に取り組み、2011年の初個展「空鉄(そらてつ)」を皮切りに、個展や書籍などで数々の空撮鉄道写真を発表。「空鉄」で注目を集め、鉄道空撮はライフワークとしている。空撮はもとより旅や鉄道などの紀行取材も行い、陸空で活躍。日本写真家協会(JPS)正会員、日本鉄道写真作家協会(JRPS)会員。

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. ロシア軍の戦闘機が「真正面から撃破される瞬間」を捉えた映像が公開 ドローンの突入を防げず
  2. 海自の潜水艦が発射した魚雷が「揚陸艦へ突進」 雷跡を上空から捉えた珍しい写真が公開される
  3. 片山さつき大臣「実態調査はじめます」 街のクルマ屋の「保険代理店打ち切り」問題に新局面 ビッグモーター事件の余波に再び切り込む!
  4. 「海自最大の護衛艦」と「世界最大級の軍艦」が洋上で並んだ! 圧巻の編隊航行を上空から捉えたショットが公開
  5. 海自艦がロシア海軍の「超静かな潜水艦」を確認!浮上航行する姿を捉えた画像を防衛省が公開
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の戦闘機が「真正面から撃破される瞬間」を捉えた映像が公開 ドローンの突入を防げず
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 航行中の護衛艦「かが」の周辺に「巨大な海洋生物」が出現! 艦艇勤務ならではの光景を海自公式が公開