引退迫る特急「はくたか」 いまそれを経験すべき2つの理由

2015年3月14日の北陸新幹線金沢延伸開業に伴い、消えていくものもあります。なかでも在来線特急「はくたか」の引退は大きく、今後その列車と同じ体験をするのは難しいかもしれません。在来線最速の列車であり、車内の気圧が急激に変化するといった、その列車ならではの特徴があるからです。今回、実際に「はくたか」へ乗車してその速さを体感し、車内の気圧がどのくらい変化するのか計測してきました。

日本最速列車引退

 2015年3月14日に北陸新幹線が金沢まで延伸開業することに伴い、「経験するならいまのうち」なものがいくつかあります。在来線の特急「はくたか」は、そのひとつです。

特急「はくたか」に使われる車両には、写真の赤い北越急行車のほか、JR西日本の車両がある(2008年12月、恵 知仁撮影)。

 特急「はくたか」は越後湯沢駅と富山駅、金沢駅方面を連絡する列車で、越後湯沢駅で接続する上越新幹線と連携。首都圏と北陸の移動を担ってきました。しかし北陸新幹線にその役目を譲ることから、3月13日限りで廃止されます。

 この特急「はくたか」、北陸新幹線金沢延伸までに経験しておくべきものとして、優先度はトップレベルではないでしょうか。一般的なJRの在来線特急は最高速度130km/h程度ですが、「はくたか」は160km/h。在来線で日本最速なのです。

 同じく160km/h運転を行う新幹線以外の列車には、東京・上野と成田空港を結ぶ京成の特急「スカイライナー」もありますが、こちらが走っている線路の幅は1435mmの「標準軌」で、新幹線と同じです。しかし「はくたか」の線路は、JR在来線で一般的な1067mmの「狭軌」。つまり一般的な在来線の線路を160km/hで走るという体験は、「はくたか」でしかできません。

 ただ特急「はくたか」が160km/h運転を行うのは、新潟県の北越急行ほくほく線内(六日町~犀潟)のみです。

 また「はくたか」の高速走行ではもうひとつ、「ならでは」のものが経験できるのもポイントです。「iPhone6」を使って、その「ならでは」のものを記録してきました。

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