基地は鉄道博物館? 新幹線変形ロボ「シンカリオン」出撃

「はやぶさ」などとして活躍するE5系新幹線が、鉄道博物館のような場所から発車。ロボットに変形して敵と戦いました。ジェイアール東日本企画と小学館集英社プロダクション、タカラトミーが新たに発表したキャラクターコンテンツの話で、JR東日本監修のもと、実在する新幹線がロボットに変形します。

必殺技は「グランクラス」ならぬ……

 北陸への延伸などでいま湧いている新幹線。そこへ2015年3月16日(月)、新たに大きな動きがありました。東北新幹線「はやぶさ」などに使用されるE5系車両が鉄道博物館のような場所から走り出し、なんとロボットに変形。敵とバトルを始めたのです。

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鉄道博物館とよく似た場所から出撃、変形する「シンカリオンE5(イーファイブ)はやぶさ」(画像:ジェイアール東日本企画)。

 ジェイアール東日本企画と小学館集英社プロダクション、タカラトミーがJR東日本監修のもと、『新幹線変形ロボ シンカリオン』という新しいキャラクターコンテンツの展開をスタート。アニメーション映像の配信などを開始したものです。

 設定は「正体不明の巨大な敵に立ち向かうため、日本の夢と技術が詰まった新幹線をベースに開発されたロボ」というもので、公開された映像では鉄道博物館とよく似た場所を、昔ながらの腕木式信号機の指示でE5系が発車。トンネル、高架橋を走り抜けてロボットに変形したのち、実際の車両では連結器が収められている部分から必殺ビーム「グランクロス」を発射。敵を撃破しました。

 「子供たちに鉄道ロボットという夢のある新しいコンテンツを提供するため」誕生したといい、今後は小学館グループの雑誌媒体、テレビ東京系の「おはスタ」、タカラトミーの鉄道玩具「プラレール」の新シリーズなどで展開を行っていくそうです。

 またプラレール『新幹線変形ロボ シンカリオン』ではE5系のほか、秋田新幹線「こまち」のE6系、北陸新幹線「かがやき」のE7系など、ラインナップを順次拡大していくといいます。

 ジェイアール東日本企画は2014年6月、「東京おもちゃショー2014」にE5系が人型に変形するロボットを展示。話題を集めたことがありました。

「新幹線変形ロボ シンカリオン」
http://www.shinkalion.com/

【了】

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