見直すべき? 首都圏の高速新料金案、寄せられた不満、その内容

 新しい料金案で示された「個別路線の料金」に関する意見は150件が寄せられ、賛成は8件。“見直すべき”という意見で10件以上と特に多かったのは、次の内容です。

●首都高の料金について
・車種区分は当面の間、現行区分に準ずる率で継続してほしい。《17件》
・首都高速内の利用であれば、現行料金を維持してほしい。《15件》

 首都高の車種区分は現在、「普通車」と「大型車」の2種類ですが、新料金案ではNEXCOと同様に「軽自動車等」「普通車」「中型車」「大型車」「特大車」となり、「中型車」と「特大車」は値上げになります。

 また首都高の料金は現在、普通車であれば510円から930円ですが、新しい案では300円から1300円になり、短距離利用では安くなりますが、おおよそ24kmを越える距離では値上げになります。

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青線が首都高の新料金案。赤線が現行料金(画像出典:首都高速道路)。

●横浜新道・第三京浜の料金について
・計画案よりもっと料金を下げるべき。《16件》

 新料金案では、料金水準が「現行の高速自動車国道の大都市近郊区間の水準に統一」されるため、これまでその水準より低かった路線では値上げです。第三京浜の保土ケ谷~玉川間は、260円が680円になります(当面は“激変緩和措置”として390円)。

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コメント

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1件のコメント

  1. 混雑・渋滞するということは、需要があるということ。需要が多い=価値が高い=価格上昇、これは資本主義の原則。料金値上げは仕方ないのでは。逆に需要がない区間は、新直轄で無料になったりする。安く走りたい人は低需要区間へどうぞ、か?