「元・小田急線の通勤電車」が所沢に出現!ついに“サステナ車両”の試運転はじまる 外観は大変化
車内もちょっと変わっています。
元・小田急の「サステナ車両」が所沢に出現
西武鉄道は2025年1月14日(火)、「サステナ車両」として小田急電鉄から譲受した8000形電車が試運転で所沢駅に入線した様子を公式Xで公開しました。
「サステナ車両」とは、他社から西武鉄道に譲受されたVVVFインバーター制御の車両を指します。小田急電鉄8000形電車と、東急電鉄9000系電車が「サステナ車両」として導入される予定です。
8000形の第1編成は、2024年5月20日に小手指車両基地に到着しており、武蔵丘車両検修場で改造が実施されていました。今後は運行開始に向け、西武線の各路線で走行試験や試運転、乗務員訓練などを行い、2025年5月末から国分寺線で運行を開始する予定です。
車両の外観は、西武のコーポレートカラーである「ブルー」「グリーン」をベースに、「永遠」「発展」「繁栄」を表す市松模様にアレンジしたものを採用。小田急時代の「白い車体に青い帯」から塗装が変更されました。
外観だけでなく車内にも変化があり、車端部座席が4人がけから3人がけに変更されたほか、車内照明もLED化されています。
西武では今後、池袋線や新宿線といった本線系統には自社の新型車両である40000系を、支線には「サステナ車両」をそれぞれ導入し、2030年度までに車両のVVVF化100%を実現する見込みです。
Writer: 乗りものニュース編集部
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