いよいよ本格始動した日英伊「世界最強戦闘機」への道 日本の”意向“すでに機体に反映済み!? 答えは翼の形に!

いよいよ計画が本格始動した、日本、イギリス、イタリアの3か国による有人戦闘機の国際共同次期戦闘機開発プログラム「GCAP(グローバル戦闘航空プログラム)」。ここで気になるのは、日本の存在感です。じつは、日本は機体デザインを担当するとされていますが、その”答え“が意外なところから感じ取れました。

じつは昔と変わっている主翼形状

 次期戦闘機の共同設計は合弁企業とGIGOの契約締結後に開始されるため、どのような形になるのかはこれから決まっていきます。ただし、イギリスで機体の開発を主導するBAEシステムズは、各国の要望などを形にしたコンセプトモデルを製作しています。

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2018年のファンボロー・エアショーで公開されたテンペストのコンセプトモデルの主翼。ラムダ翼が採用されている(竹内 修撮影)。

 同社が製作したコンセプトモデルは、日本でも2023年の3月に開催された「DSEI JAPAN 2023」と、2024年10月に開催された「国際航空宇宙展2024」で展示されていますが、これらは同一のものではなく、主翼の形状が変わっていました。この主翼形状の変化は、もしかすると日本の意見を反映してそのようになった可能性があります。

 次期戦闘機はおおざっぱに言うと、イギリスが2018(平成30)年に開発計画を発表した有人戦闘機「テンペスト」と、日本が諸外国の協力を得て単独で開発しようとしていた次期戦闘機の開発計画を統合したものです。イギリスは2018年にテンペストの開発計画を発表して以来、新たに開発する戦闘機の主翼を、平面系がギリシャ文字のラムダ(Λ)に似ていることから「ラムダ翼」と呼ばれる形状とすることを目指しており、BAEシステムズの製作制作したコンセプトモデルにもそれが反映されていました。

 しかし同社は2024年7月のファンボロー・エアショーで公開されたコンセプトモデルから、主翼を平面系が三角形か、それに近い形状であることから「デルタ翼」と呼ばれる形状に変更しています。ちなみに国際航空宇宙展2024には、ファンボロー・エアショーで公開されたものを縮小した、デルタ翼機の新コンセプトモデルが展示されていました。

【なるほどここに「日本っぽさ」が!】主翼形状を見比べてみよう(写真)

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