揺らぐEV崇拝「クリーンディーゼル」をなぜ見直さないのか? すっかり聞かなくなったけど「しっかり売れている」という現実
EVが失速し、現実的な選択肢としてHVも脚光を浴びるなか、以前よりすっかり話題に上らなくなったのが「クリーンディーゼル」。軽油なので燃料コストは抜群、走りもよいのに“アブラだけ”という理由で廃れてしまうのでしょうか。
「販売台数の半分がディーゼルです」まさかのメーカーが…
日本における乗用車新車販売のデータのうち、登録車の燃料別登録台数(日本自動車販売協会連合会調べ)を見ると、2020年は新車販売全体に占めるクリーンディーゼルの割合は6%でした。翌2021年も6%、2022年は5.6%、2023年は5.5%、2024年は4.4%という実績です。ジワジワと下がってはいますが、急落したわけではありません。
過去5年にかけて、自動車業界のトレンドは「EVシフト」と「電動化」であり、クリーンディーゼルに関する話題がほとんどなくなった状況であることを考えると、しぶとく売れ続けているという表現が適格でしょう。
ちなみに、話題の中心であった電気自動車(BEV)の同じ時期の販売割合を見ると、2020年に0.6%、2021年に0.9%、2022年に1.4%、2023年に1.7%、2024年に1.4%というもの。ジワジワと伸びてはいますが、急増しているわけではありません。それどころか2024年は後退しています。こちらはかなり苦戦していると言えるでしょう。
BEVとクリーンディーゼルの両方を販売するマツダの関係者に話を聞いてみれば、「比較的、車格の高いクルマはクリーンディーゼルの方が多く売れています。逆に小さなクルマになるとガソリンが多いという状況です」とのこと。
マツダ全体のクリーンディーゼル車の販売比率は、2024年こそ28.6%でしたけれど、2020年から2023年にかけては、おおむね毎年30%台をキープしていました。
三菱自動車もクリーンディーゼルをたくさん販売するメーカーです。2024年でいえば、クリーンディーゼルの販売比率は、三菱車全体の47.5%にもなっています。ただし、三菱自動車でクリーンディーゼルはミニバン「デリカD:5」とピックアップトラックの「トライトン」だけですから、それだけで半分近くという異常な状況です。
ディーゼルが向く車と、向かない車があるのは事実。
ハイエースはディーゼル一択なんて話も。
また、マツダのディーゼルは、
知られたくない話があるのも一部では有名。
気になる人はネットで探しましょう。
クリームディーゼルとても乗りやすく、経済的です。
カラカラとエンジン音が煩いですが、トルクフルな加速は一度乗るとハマりますね。
雪山などに行くときは燃料凍結に注意が必要です。
そもそも欧州で掲げられたディーゼル推進ってトヨタのハイブリッドに環境性能で勝てなかったが故の苦し紛れな『トヨタ対策』でしかなかった。それを見抜いてたからこそディーゼルに一々付き合わないでおいて且つ必要な分はBMWからの調達で済ませた。
更に欧州メーカーの自滅ディーゼル不正で今度はEVシフトを掲げたがまたも失敗。ここでもトヨタの戦略が正解であることが証明された。いやはやトヨタのハイブリッド強すぎである。
次は水素で天下を取るだろう。その時トヨタに与しない連中の阿鼻叫喚が今から楽しみである。
ディーゼルはいいぞ。トルクお化けなので加速が違う。高速巡航は快適だし、軽油が安いので世間で話題のガソリンの値上げも気にならない。