揺らぐEV崇拝「クリーンディーゼル」をなぜ見直さないのか? すっかり聞かなくなったけど「しっかり売れている」という現実
EVが失速し、現実的な選択肢としてHVも脚光を浴びるなか、以前よりすっかり話題に上らなくなったのが「クリーンディーゼル」。軽油なので燃料コストは抜群、走りもよいのに“アブラだけ”という理由で廃れてしまうのでしょうか。
ディーゼル車は「防災」になる!?
環境対策のための次世代パワートレインとして、近年になって話題にあがるのは、すっかり電気自動車(BEV)とプラグインハイブリッド(PHEV)ばかりとなっています。しかし、つい最近まで、次世代パワートレインのひとつとして、大きな期待を寄せられていたのが「クリーンディーゼル」です。

クリーンディーゼルは、「ガソリンエンジンよりも燃費がよい」「高速走行時のエンジン回転数が低いので快適」などのメリットがあります。クリーンディーゼルに使う燃料の軽油が、ガソリンよりも安いというのも嬉しいところ。そのため、クリーンディーゼルは、エコカーのひとつとして、国から補助金が出たほどです。
また、ディーゼル車はガソリン車やガソリンエンジンを積むハイブリッドに比較して普及数が少ないので、災害時に燃料不足となったとき、燃料確保が比較的に楽だというメリットもあります。これを指して、マツダなどは企業のBCP対策(事業継続性)のため社用車などにディーゼル車を、とオススメしているほどです。
2010年代の欧州の自動車メーカーは、「環境対策はディーゼルで十分」というスタンスで、日本のハイブリッド車と競う姿勢を見せていました。ところが、その欧州の巨人であるフォルクスワーゲンによるディーゼルゲート事件が2015年に発覚します。ディーゼルエンジンの排気ガスの規制を、不正ソフトを使って回避していたというのです。
この問題発覚により、クリーンディーゼルの状況は一変します。ディーゼルエンジンは、クリーンではなく、すっかり悪役と見なされることになり、次世代パワートレインのひとつから脱落してしまうのです。今では、次世代パワートレインにクリーンディーゼルを! という意見は、ほとんど耳にすることがなくなっています。
それでは、クリーンディーゼルは、まったくもって未来がないのでしょうか。実際には、そうではありません。クリーンディーゼルは、今なお根強く売れています。
ディーゼルが向く車と、向かない車があるのは事実。
ハイエースはディーゼル一択なんて話も。
また、マツダのディーゼルは、
知られたくない話があるのも一部では有名。
気になる人はネットで探しましょう。
クリームディーゼルとても乗りやすく、経済的です。
カラカラとエンジン音が煩いですが、トルクフルな加速は一度乗るとハマりますね。
雪山などに行くときは燃料凍結に注意が必要です。
そもそも欧州で掲げられたディーゼル推進ってトヨタのハイブリッドに環境性能で勝てなかったが故の苦し紛れな『トヨタ対策』でしかなかった。それを見抜いてたからこそディーゼルに一々付き合わないでおいて且つ必要な分はBMWからの調達で済ませた。
更に欧州メーカーの自滅ディーゼル不正で今度はEVシフトを掲げたがまたも失敗。ここでもトヨタの戦略が正解であることが証明された。いやはやトヨタのハイブリッド強すぎである。
次は水素で天下を取るだろう。その時トヨタに与しない連中の阿鼻叫喚が今から楽しみである。
ディーゼルはいいぞ。トルクお化けなので加速が違う。高速巡航は快適だし、軽油が安いので世間で話題のガソリンの値上げも気にならない。
ちょい乗り出来んからいらん。