圏央道「千葉区間」ができてきた! 2か所のIC名が決定 開通は「1年ほど前倒し」の区間も
圏央道・大栄JCT~松尾横芝IC間の建設工事が進んでいます。設置するICの名称も決まりました。
大栄~松尾横芝が建設中
2025年1月24日、国土交通省関東地方整備局とNEXCO東日本関東支社が、圏央道の建設工事の状況について情報共有する会議を開催。この中で、開通見込みや、ICの名称決定などが話し合われました。
両者は千葉県内で、圏央道の大栄JCT~松尾横芝IC間18.5kmの建設を進めています。
用地は2013年度に買収に着手し、すでに取得が完了。現在は、全線にわたり土木・橋梁・トンネルの工事が進んでいます。
途中には、二つのICが設置されますが、名称が「圏央成田(けんおうなりた)IC」「多古(たこ)IC」にそれぞれ決まりました。圏央成田ICは、成田空港の東側に位置し、県道44号成田小見川鹿島港線に接続します。多古ICは、国道296号に接続します。
工事は、これまで芝山トンネルの掘削、重金属の対応、機能補償道路工事(跨道橋)の入札不調といった課題がありましたが、解決が図られてきているそうです。
大栄JCT~松尾横芝IC間は、2026年度までの開通を目指すとしています。なお、北半分の大栄JCT~多古IC間は、作業能力を確保しつつ1年程度前倒しを視野に入れています。これが実現すれば2025年度までに開通することになります。
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