歴史を変えた“超ビッグ5ナンバー車” 「ステップワゴン」もうすぐ30年目 何がそんなにスゴかったのか

自家用車に、アウトドアやレジャーなどのシーンでも楽しめる要素を――1980年代に各社がこぞってRV開発を進めた中、出遅れてしまったのがホンダでした。しかし1996年に登場させたステップワゴンは、モデルチェンジを経て大好評を博すこととなるのです。

3代目販売期間中には、初代からの累計販売台数100万台を突破

「ユーティリティ・ミニバンの空間のゆとり」と「セダンの走りの質」を開発テーマとし、2005(平成17)年に登場した3代目ステップワゴンは、新開発のプラットフォームを採用しました。ややコンパクトで丸みを帯びたデザインに変更された一方、全高低めとしながら大開口の両側スライドドアが採用され、さらに乗りやすい1台となりました。

 この3代目ステップワゴンは、2009(平成21)年の生産終了までの4年間で約29万台を販売し、初代・2代目には及ばなかったものの、販売期間中の2008(平成20)年には初代からの全モデル合計で、国内累計販売台数100万台を突破。これを記念した特別仕様車も登場しました。

再びミニバン年間販売数トップに返り咲く!

 2009年にフルモデルチェンジを果たし、4代目として登場したステップワゴンは、3代目から採用された低床・低重心を軽傷しながら、さらにクラス最大の室内空間を確保しつつ、低燃費性を実現する様々な機能を搭載しました。家族の誰もがより乗りやすく、経済的なモデルに飛躍したのです。

 発売から2010(平成22)年までの1年2か月の時点で、販売台数は累計8万台を超え、1999年以来、ミニバン年間販売台数1位の首位を奪還しました。

5代目からハイブリッド車をラインナップ

 2015(平成27)年のフルモデルチェンジで登場した5代目ステップワゴンは、ホンダ初のダウンサイジングエンジンである直噴1.5L 4気筒VTECターボエンジンを採用しながら、ミニバンとしてはトップクラスの静音性を実現させたモデルでした。

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再びミニバン年間販売数トップに返り咲いた4代目ステップワゴン(画像:ホンダ)

 他方、狭小地での開閉を想定した横開き式サブドアを備えた独自機構の「わくわくゲート」や、3列目のシートを床下格納できる「マジックシート」など、利便的で子供が喜びそうな機能も搭載し、走りと居住性双方をさらに引き上げました。

 また2017(平成29)年のマイナーチェンジでは、初のハイブリッド車を設定。また2020年からはハイブリッド車を「e:HEV(イー エイチイーブイ)」の名称で展開することになり、より環境に優しいモデルになりました。

 2021年に生産終了、2022年に販売終了となりましたが、5代目ステップワゴンの累計販売数は未発表ながら、一部報道では販売期間中の2017年に、初代からの累計で150万台を突破したそうです。

出遅れたけど今では… 「ヤンチャな」ルックス6代目RV(写真を見る)

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1件のコメント

  1. 「3代目から採用された低床・低重心を『軽傷』しながら、」→『継承』

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